解除後も閑散とした国際通り

 沖縄県は今月に入って新たな新型コロナの感染者が確認されないこともあって、県の自粛要請は解除され公立学校の授業も再開されているが、5月29日昼過ぎの国際通りは閑散としていた。開いている店も全体の20~30%程度であり、いまだシャッターを下ろしたままの店が多い。大半の店が観光客を相手にしていることを考えれば、活気を取り戻すのは、来県自粛の要請が解除される6月以降。外国人観光客が帰ってくるのはさらにずっと先のことになる。一方、県外から人が入ってくれば感染のリスクが高まるから、恐る恐る経過を見守るしかない。観光が大きな比重を占める県経済が立ち直るまでの道のりは容易ではない。(T)

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