2025年7月6日 / 最終更新日時 : 2025年7月6日 okihon-ya 本の紹介 沖縄と出会う高二の少女たち 灰谷健次郎著『手』 集英社クリエイティブ編『戦争と文学8 オキナワ 終わらぬ戦争』から⑨ 物語は高校二年生の少女が教師に向って語りかける形で繰り広げられる。彼女は、不発弾によって手に大きな傷を負った沖縄出身の教師に出会うことによって沖縄に […] 共有:TwitterFacebook
2025年7月6日 / 最終更新日時 : 2025年7月6日 okihon-ya 時の話題 沖縄も熱帯化の兆しか ほんの数日前までの天気予報は連日、真っ赤なおひさまマークばかりが並んでいたが、台風4号が沖縄にも近づくこととなり、傘マークが並ぶ違った展開になりそうだ。今日(7月6日)午前中はスコールのような強い雨が短時間ながら降った […] 共有:TwitterFacebook
2025年7月2日 / 最終更新日時 : 2025年7月2日 okihon-ya 時の話題 サガリバナとセミと暑さ 今朝(7月2日)、日が昇る前に那覇市の新都心公園を散歩すると、ゆるやかな風を感じ心地よかった。公園内に植えられたサガリバナが、涼しげなピンク色の花を咲かせ仄かな甘い香りを漂わせていた。1週間ほど前からセミの鳴き声を聞き […] 共有:TwitterFacebook
2025年6月30日 / 最終更新日時 : 2025年6月30日 okihon-ya 本の紹介 力こそ正義の時代に戦争を語る 岡部伊都子著『ふたたび「沖縄の道」』 集英社クリエイティブ編『戦争と文学8 オキナワ 終わらぬ戦争』から⑧ 本作品では作者が沖縄とかかわり反戦意識を抱くきっかけが切々と語られる。単に理念としての平和だけでなく、身近な人を戦争で失ったという切実な体験に裏打ち […] 共有:TwitterFacebook
2025年6月23日 / 最終更新日時 : 2025年6月23日 okihon-ya 沖縄戦 戦争を終わらせる苦悩 田宮虎彦著『夜 ある手記から』 集英社クリエイティブ編『戦争と文学8 オキナワ 終わらぬ戦争』から⑦ 今日(6月23日)、沖縄は慰霊の日を迎え、80年前の凄惨な沖縄戦を振り返るが、前日には米軍がイランの核施設を空爆し世界は一段と混迷の度合いを深めた。 […] 共有:TwitterFacebook
2025年6月19日 / 最終更新日時 : 2025年6月19日 okihon-ya 時の話題 備蓄米祭りになっていないか? 昨年の自民党総裁選では失速ぎみだった小泉進次郎氏(写真は2016年1月に宜野湾市長選の応援演説)は、政府備蓄米の素早い放出で評価を再び回復しているようだ。那覇市おもろまちのサンエーでも今日(6月19日)、政府備蓄米の販 […] 共有:TwitterFacebook
2025年6月16日 / 最終更新日時 : 2025年6月16日 okihon-ya 本の紹介 老いた娼婦と若い米兵の関係をどう読む 吉田スエ子著『嘉間良心中』 集英社クリエイティブ編『戦争と文学8 オキナワ 終わらぬ戦争』から⑥ 本作品は、老いた娼婦が若い米兵に溺れる姿を描くが、時代背景を考えず現代の感覚でそのまま読めば「おばちゃんが年甲斐もなく」とか思ってしまうだろう。しか […] 共有:TwitterFacebook
2025年6月10日 / 最終更新日時 : 2025年6月16日 okihon-ya 本の紹介 かき消される戦争の傷跡 目取真俊著『平和通りと名付けられた街を歩いて』 集英社クリエイティブ編『戦争と文学8 オキナワ 終わらぬ戦争』から⑤ 本作品は本土復帰から10年余り、皇族が沖縄を訪問するという設定のようだ。本土では高度経済成長を経て戦争は遠い過去になりつつあったかもしれないが、沖縄 […] 共有:TwitterFacebook
2025年6月10日 / 最終更新日時 : 2025年6月10日 okihon-ya 時の話題 梅雨明けでさっそく熱帯夜 沖縄では日曜日(6月8日)、梅雨明け宣言が出され、今年はわずか17日で梅雨が終わったらしい。「えっ、もうあけた!」と実感のないまま真夏へ突入。さっそく昨夜(6月9日)は熱帯夜となりクーラーをかけずに眠れない。今日の気温 […] 共有:TwitterFacebook
2025年6月2日 / 最終更新日時 : 2025年6月2日 okihon-ya 本の紹介 悲劇の連鎖を沖縄でどう受け止めるか 大城立裕著『カクテルパーティー』 集英社クリエイティブ編『戦争と文学8 オキナワ 終わらぬ戦争』から④ 久しぶりの本作品を読んだ。かなり前に読んだ時は、主人公の娘が米兵に強姦される部分は覚えていたが、それ以外の部分は記憶になかった。年月の流れとともに抜 […] 共有:TwitterFacebook