精神のバランスを脅かす台風6号
台風6号の暴風圏から那覇市は外れたはずなのに、今日(8月6日)早朝から強い雨と風が窓に打ち付ける。時間帯によっては誰かがバケツで水をかけたように窓の風景がにじむ。あまりオカルトチックな想像はしない方だが、1週間近く台風6号の影響が続き「世界の終わり」という言葉が頭に浮かぶ。聖書の「ノアの箱舟」を招いた大雨はこんな感じだったかもしれないと想像する。
いずれにせよ、部屋に籠って窓を叩く雨や風の音をずっと聞いていると、精神的なバランスが崩れてきそうになる。午後5時半を過ぎると、雨風がだいぶ落ち着いてきたようなので、スーパーに買い物に出る。やはり生鮮食品類を中心にカラの棚が目立つが、外の空気を吸い人が行き交う光景を見るとほっとする。これからも、こうした長期に滞留する台風は増えるかもしれないが、吹き飛ばされるような時間帯以外は、多少風雨に煽られても外出した方が精神的にはいいだろう。(T)