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2023年3月2日 / 最終更新日時 : 2023年3月2日 okihon-ya 本の紹介

嘘に逃げ場を求める現代の生きづらさ 辻村深月著『傲慢と善良』

 2月25日の投稿で紹介した平野啓一郎著『ある男』と本書の間に重要な共通点があった。2つの物語は、嘘を土台にして男女が結ばれるところから始まる。特に意識して2冊を選んだわけではないが、何となく手に取って並行して読んでいる […]

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2023年2月27日 / 最終更新日時 : 2023年2月27日 okihon-ya 本の紹介

本土と沖縄で溝は深さを増す? 藤原書店編集部編『「沖縄問題」とは何か』

 普天間基地の県外移設を公約に民主党政権が誕生して間もない2010年に発行された季刊『環』の特集「『沖縄問題』とは何か」を、単行本化したのが本書である。あの頃は全国的に沖縄の米軍基地への関心が高まり、本書に寄せられた文書 […]

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2023年2月25日 / 最終更新日時 : 2023年2月25日 okihon-ya 本の紹介

変身願望と猜疑心に満ちた日本の行方 平野啓一郎著『ある男』

 本書の物語は人物が入れ替わった事件の発覚から始まる。もし、これが現実に起きれば、たいていの人は「騙された」と思うだろう。ところが、別人になりきっていたという極端な例でなくても、本来の性格や気質とは別の人間を演じているこ […]

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2023年2月18日 / 最終更新日時 : 2023年2月18日 okihon-ya 本の紹介

民主国家の中の非民主的組織という矛盾 吉本秀子著『米国の沖縄占領と情報政策』

 最近、国内では軍備の拡大を訴える声ばかりが響き渡る。近隣諸国の安全保障状況を見渡せば、仕方ないかもと思うものの、沖縄の米軍基地をめぐる歴史を振り返ると、無条件で軍隊の力を増強させることには不安も伴う。軍隊組織は基本的に […]

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2023年2月12日 / 最終更新日時 : 2023年2月12日 okihon-ya 本の紹介

国家の虚飾に挑んだ日々 大野光明著『沖縄闘争の時代 1960/70』

 沖縄返還が実行される前夜、沖縄の内外を問わず、さまざまな場面で「闘争」が繰り広げられたことを本書は語る。米軍基地の固定化にとどまることなく、ベトナム戦争へのかかわり、本土における差別と格差、沖縄の歴史と文化との対峙、さ […]

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2023年2月5日 / 最終更新日時 : 2023年2月5日 okihon-ya 本の紹介

分断の時代に公正中立は可能か 安田浩一著『沖縄の新聞は本当に「偏向」しているのか』②

 そもそも「偏向」とは何だろう。この言葉の裏側には、メディアは「公正中立」であるべきという考えがある。戦前・戦時中への反省から生まれたのであろう。軍部の発表をそのまま紙面に載せ戦争に加担したことは否定できない。権力の動き […]

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2023年2月3日 / 最終更新日時 : 2023年2月3日 okihon-ya 本の紹介

新冷戦時代、沖縄は憎悪と攻撃の対象か 安田浩一著『沖縄の新聞は本当に「偏向」しているのか』①

 本書では、著者が沖縄の新聞で働く記者を中心に取材している。沖縄に集中する米軍基地によって何が起きているか追い続ければ、基地に対して批判的にならざるを得ない現実が浮かび上がる。では、なぜ沖縄の新聞が「偏向」していると呼ば […]

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2023年2月2日 / 最終更新日時 : 2023年2月2日 okihon-ya 本の紹介

米軍基地の沖縄集中はいつ始まったか 川名晋史著『基地の消長 1968-1973』②

 沖縄に関する大きな誤解の1つは、米軍基地の集中は終戦直後から始まっていたという考えである。これを信じているからこそ、米軍基地の沖縄集中は当然で軍事的な理由の裏付けがあり、本土で沖縄の米軍基地は受け入れられないという論調 […]

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2023年1月28日 / 最終更新日時 : 2023年1月28日 okihon-ya 基地

同盟を強調しても日本防衛には触れず   川名晋史著『基地の消長 1968-1973』①

 本書で気になるのは在日米軍の役割に関する記述だ。「日本防衛を支援するための部隊も展開していない」「日本本土を防衛するために日本に駐留しているいるわけではなく、韓国、台湾、および東南アジアの戦略的防衛のため」「ほとんどす […]

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2023年1月15日 / 最終更新日時 : 2023年1月15日 okihon-ya 本の紹介

沖縄とSDGsに潜む危機を直視せよ 斎藤幸平著『人新世の「資本論」』

 耳慣れない言葉が並ぶタイトルだが、本書を開くとすぐに挑戦的な言葉が目に飛び込む。「SDGsは大衆のアヘンである」。何となく日頃から感じているところをずばり言い当てている。今、政府からメディアまでSDGsを盛んにもてはや […]

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