『新版画風土記 沖縄』(儀間比呂志著)
てぃーだ(太陽)に向かって、幹を伸ばす樹木のように、著者の素朴で力強い版画は、観る者に元気を与える、そんな気がします。
民話やカレンダーの挿絵で親しまれて来た彼が、当時の沖縄(1980年代後半)を取材して「変容を重ねる故郷について版画家として感じたこと〜」をモノクロやカラーの版画とともに沖縄への想いが綴られています。
与儀公園の項目では、山之口貘の詩碑が・・えっ!そうだったのと、恥ずかしながら初めて知りました。(Y)
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