季節感が薄れた那覇の正月
1月1日、天気がよいせいもあって新都心公園は結構、人の姿が多かった。ジョギングやサッカーをする人のほか、芝生のところでくつろぐ家族連れもあった。こういうご時世だから遠出をするわけにもいかず、近場の公園で過ごそうという人が多いのかもしれない。もともと沖縄では冷え込みは厳しくなく、街中の飾りも正月らしものが少なかったが、今年は商店街を歩いても、コロナの影響らしく人通りが少なく、年始年末のムードが一段と薄らいでいる。正月でも普段と変わらず商店が開くなど、季節感が消えつつあるのを、コロナが一段と加速させているといえるかもしれない。(T)