サガリバナとセミと暑さ

 今朝(7月2日)、日が昇る前に那覇市の新都心公園を散歩すると、ゆるやかな風を感じ心地よかった。公園内に植えられたサガリバナが、涼しげなピンク色の花を咲かせ仄かな甘い香りを漂わせていた。1週間ほど前からセミの鳴き声を聞き、この日も遠くにセミの声がぽつりぽつりと響く。

 例年ならば、セミの鳴き声はいったん始めると、洪水のようにあたりにあふれるが、今のところはちらほらと耳にする程度。これから大合唱が始まるのか、それとももうないのか。今年は梅雨明けが異様に早かった上、蒸し暑さが一段と厳しいような気がする。季節の歯車が少しずつ狂っているように思えてならない。

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