2021年2月6日 / 最終更新日時 : 2021年2月6日 okihon-ya 本の紹介 国家の分断そのものが悪か? 今年(2021年)1月にトランプ米大統領は任期切れを迎えたが、それまでの4年間は米国内にとどまらず、欧州や南米など世界各地で「トランプ現象」が盛んに叫ばれてきた。人種や宗教、思想、移民などをめぐり国民の間に「分断」が生 […] 共有:TwitterFacebook
2021年2月5日 / 最終更新日時 : 2021年2月5日 okihon-ya 本の紹介 川瀬光義著『基地と財政』 米軍基地をめぐっては、政府によるアメとムチの使い分けはたびたび指摘されてきた。米軍基地を協力的に受け入れる自治体に対してはふんだんに支援をする一方、反対する自治体に対しては支援の蛇口を締める。まさに、札束で相手の顔を叩 […] 共有:TwitterFacebook
2021年2月3日 / 最終更新日時 : 2021年2月3日 okihon-ya 本の紹介 渡名喜明著『ひと・もの・ことの沖縄文化論』 自然科学は、細かく分解することによって本質に迫ろうとする。専門家でないので大きな声で言えないが、人間の生きる営みを分析する社会科学も同じ方向へ進んでいるのかもしれない。だが、本書はそれとは違う方向を目指しているように […] 共有:TwitterFacebook
2021年2月1日 / 最終更新日時 : 2021年2月1日 okihon-ya 本の紹介 故翁長知事が痛感した本土との落差 数年前、久しぶりに大学時代の友人と飲んでいると、「沖縄はなぜ辺野古での基地建設に反対するのか」と尋ねてきた。反対するのは納得できないというニュアンスを含んでいた。教師である友人は、権威にからめとられない自由な発想ができ […] 共有:TwitterFacebook
2021年1月30日 / 最終更新日時 : 2021年1月30日 okihon-ya 本の紹介 沖縄と韓国のつながりは偶然か 30年以上前、初めて沖縄に来たとき買った本が金城実著『土の笑い』だった。当時、彫刻家である著者についてはまったく知識はなかった。しかし、店先で手にとり、表紙を飾る著者の作品に惹かれるものがあった。小学校で図工の時間につ […] 共有:TwitterFacebook
2020年11月22日 / 最終更新日時 : 2020年11月22日 okihon-ya 本の紹介 新たな価値観の消長 「カッコいい」の時代② 平野啓一郎著『「カッコいい」とは何か』は、「カッコいい」をさまざまな角度から分析しているが、興味深いのは伝統的な宗教や道徳観の衰退と結びつけたところだ。近代化が始まる前の社会では、神が創造したとされる価値観や地域の伝統 […] 共有:TwitterFacebook
2020年11月15日 / 最終更新日時 : 2020年11月15日 okihon-ya 本の紹介 米国から逃れられない 「カッコいい」の時代① 沖縄に住んでいていると、米国の暗部に目がいかざるを得ない。米軍統治下時代の戦後沖縄を振り返れば、米国は自由に基地をつくり運営するために沖縄住民の財産や人権を簡単に足蹴にしてきた。本土復帰後も、基地内は完全に治外法権の地 […] 共有:TwitterFacebook
2020年10月30日 / 最終更新日時 : 2020年10月30日 okihon-ya 本の紹介 弱者の歴史をエンターテインメント化 歴史とはたいていが強者や勝者の歴史。弱者や敗者の歴史はなかなか日が当たらない。一般的に登場人物が知名度に欠けたり、読んでも面白みがなかったりするせいだろう。自民党の某有力政治家は、沖縄県の翁長前知事から戦後の沖縄史を説 […] 共有:TwitterFacebook
2020年10月23日 / 最終更新日時 : 2020年10月23日 okihon-ya 本の紹介 米軍基地に俯瞰的、総合的判断を 菅首相が日本学術会議の会員候補6人を拒否した理由について「俯瞰的、総合的判断」と説明したが、米軍基地にこそ必要な判断がではないか。デイヴィッド・ヴァイン著『BASE NATION 米軍基地がやってきたこと』を読んだ感 […] 共有:TwitterFacebook
2020年10月16日 / 最終更新日時 : 2020年10月16日 okihon-ya 本の紹介 泉見亨著『おもしろハンドブック 魚』 沖縄近海でとれる魚284種を方言名と和名で紹介。生き物をきっちり学術的に解説する図鑑と異なり、「おもしろハンドブック」の名前のとおり、肩の力を抜いて楽しみながら魚の知識が身につく。イラストを交えながら、外見上の特徴に加 […] 共有:TwitterFacebook