2021年5月1日 / 最終更新日時 : 2021年5月1日 okihon-ya 本の紹介 農民10万と士族6万の琉球 新屋敷幸繫著『琉球歴史物語』は、「サンデーおきなわ」に掲載された連載記事135本をまとめている。一つのテーマが見開きに収められ、記事は一般の人でも気軽に読めるコラム風に書かれている。歴史関係の論文ではないが、テーマは日 […] 共有:TwitterFacebook
2021年4月27日 / 最終更新日時 : 2021年4月27日 okihon-ya 本の紹介 生活の中から生まれた多彩な島うた 文字の記録を持たない庶民にとって、日々の暮らしの中で浮かび上がる感情や思いを表現する数少ない手段が歌だった。仲宗根幸市編著『琉球列島 島うた紀行』(全3集)を手にとると、琉球列島では地域ごとにいかに多くの歌が誕生したか […] 共有:TwitterFacebook
2021年4月23日 / 最終更新日時 : 2021年4月23日 okihon-ya 本の紹介 消えない本土への違和感 『まぼろしの祖国』読書日記② 本書の舞台は、ちょうど1945年から1972年までの米軍統治の27年間である。登場人物は個人事業家、琉球政府の役人、地元紙の新聞記者、教職員組合の専従職員、小料理屋の女将など多様であり、本土復帰へ向かう沖縄の変化をどう […] 共有:TwitterFacebook
2021年4月16日 / 最終更新日時 : 2021年4月16日 okihon-ya 本の紹介 消えゆく祈りと多様性 『うるまの島の古層』 毎日同じことの繰り返しにみえても、少しずつ変化が起きる。日々天気が変わるように自然も違う顔を見せ、時には天変地異が起きる。おまけに近年、科学技術の進歩も目まぐるしい。他人が敷いたレールやスケジュールに沿って動き、変化に […] 共有:TwitterFacebook
2021年4月8日 / 最終更新日時 : 2021年4月8日 okihon-ya 本の紹介 大城立裕著『まぼろしの祖国』読書日記① 200ページを読んだところで立ち止まり振り返ってみる。太平洋戦争後、沖縄が本土からの分離が正式に決まった1952年前後が小説の舞台である。米軍から物資を盗み取る「戦果あげ」の場面から、本格的に舞台の幕があがる。終戦直後 […] 共有:TwitterFacebook
2021年4月4日 / 最終更新日時 : 2021年4月4日 okihon-ya 本の紹介 瀬尾まいこ著『そして、バトンは渡された』 それほど読みたいと思わなくても、最近話題の本や賞をとった作品は時折、読むようにしている。時代の空気を取り入れ、読書傾向が偏らないようにするためである。それでもさすがに一定の評価を得ているだけあって、読み終えた後、たいて […] 共有:TwitterFacebook
2021年3月27日 / 最終更新日時 : 2021年3月27日 okihon-ya 本の紹介 東北と琉球弧の共通性 『ヤポネシア考 島尾敏雄対談集』② 対談の中で琉球弧の人々が持つ気風に関して、「遊牧民」「大平原」という言葉が出てくるところが興味深い。離島といえば小さな狭い世界のはずだが、逆に山は低く平らであるために陸地と海の境目がはっきりせず、島の中にいても大平原の […] 共有:TwitterFacebook
2021年3月25日 / 最終更新日時 : 2021年3月25日 okihon-ya 本の紹介 島尾敏雄『死の棘』 凄まじい夫婦のやりとりである。小説の中心は、浮気をした夫を妻が延々と責め立てることに尽きる。妻は夫の浮気で精神に異常をきたすようになり、平穏な伴侶の表情を浮かべていたかと思えば、時折、発作のように夫の不貞をなじり嫌味を […] 共有:TwitterFacebook
2021年3月22日 / 最終更新日時 : 2021年3月22日 okihon-ya 本の紹介 日本列島の多様性はどこに? 『ヤポネシア考 島尾敏雄対談集』① 沖縄の戦後史に関する書物を調べていると、時々目にする「ヤポネシア」という言葉が気になり、『ヤポネシア考 島尾敏雄対談集』(1977年初版)を読んだ。本書では、奥野健男、石牟礼道子、大城立裕、谷川健一、司馬遼太郎といった […] 共有:TwitterFacebook
2021年3月12日 / 最終更新日時 : 2021年3月12日 okihon-ya 本の紹介 個性をあおられる子どもたち -日本の病巣はどこに?②- 記憶によれば、1980年代ごろから世間が盛んに「個性」と叫ぶようになった。日本は経済大国になったが、さらに発展するには個性を持った人材が必要という文脈だったと思う。同じ頃、「国際化」も唱えられ始めたから、グローバル化が […] 共有:TwitterFacebook