2021年2月1日 / 最終更新日時 : 2021年2月1日 okihon-ya 本の紹介 故翁長知事が痛感した本土との落差 数年前、久しぶりに大学時代の友人と飲んでいると、「沖縄はなぜ辺野古での基地建設に反対するのか」と尋ねてきた。反対するのは納得できないというニュアンスを含んでいた。教師である友人は、権威にからめとられない自由な発想ができ […] 共有:TwitterFacebook
2021年1月30日 / 最終更新日時 : 2021年1月30日 okihon-ya 本の紹介 沖縄と韓国のつながりは偶然か 30年以上前、初めて沖縄に来たとき買った本が金城実著『土の笑い』だった。当時、彫刻家である著者についてはまったく知識はなかった。しかし、店先で手にとり、表紙を飾る著者の作品に惹かれるものがあった。小学校で図工の時間につ […] 共有:TwitterFacebook
2020年11月22日 / 最終更新日時 : 2020年11月22日 okihon-ya 本の紹介 新たな価値観の消長 「カッコいい」の時代② 平野啓一郎著『「カッコいい」とは何か』は、「カッコいい」をさまざまな角度から分析しているが、興味深いのは伝統的な宗教や道徳観の衰退と結びつけたところだ。近代化が始まる前の社会では、神が創造したとされる価値観や地域の伝統 […] 共有:TwitterFacebook
2020年11月15日 / 最終更新日時 : 2020年11月15日 okihon-ya 本の紹介 米国から逃れられない 「カッコいい」の時代① 沖縄に住んでいていると、米国の暗部に目がいかざるを得ない。米軍統治下時代の戦後沖縄を振り返れば、米国は自由に基地をつくり運営するために沖縄住民の財産や人権を簡単に足蹴にしてきた。本土復帰後も、基地内は完全に治外法権の地 […] 共有:TwitterFacebook
2020年10月30日 / 最終更新日時 : 2020年10月30日 okihon-ya 本の紹介 弱者の歴史をエンターテインメント化 歴史とはたいていが強者や勝者の歴史。弱者や敗者の歴史はなかなか日が当たらない。一般的に登場人物が知名度に欠けたり、読んでも面白みがなかったりするせいだろう。自民党の某有力政治家は、沖縄県の翁長前知事から戦後の沖縄史を説 […] 共有:TwitterFacebook
2020年10月23日 / 最終更新日時 : 2020年10月23日 okihon-ya 本の紹介 米軍基地に俯瞰的、総合的判断を 菅首相が日本学術会議の会員候補6人を拒否した理由について「俯瞰的、総合的判断」と説明したが、米軍基地にこそ必要な判断がではないか。デイヴィッド・ヴァイン著『BASE NATION 米軍基地がやってきたこと』を読んだ感 […] 共有:TwitterFacebook
2020年10月16日 / 最終更新日時 : 2020年10月16日 okihon-ya 本の紹介 泉見亨著『おもしろハンドブック 魚』 沖縄近海でとれる魚284種を方言名と和名で紹介。生き物をきっちり学術的に解説する図鑑と異なり、「おもしろハンドブック」の名前のとおり、肩の力を抜いて楽しみながら魚の知識が身につく。イラストを交えながら、外見上の特徴に加 […] 共有:TwitterFacebook
2020年10月15日 / 最終更新日時 : 2020年10月15日 okihon-ya 本の紹介 具志堅猛編著『生態写真で見る沖縄の蝶』 コノハチョウは、羽の裏側は枯れ葉に似ているが、表側は鮮やかな光沢のある藍色の地にオレンジ色の帯が目立つ。オオゴマダラは金色の蛹とともに、日本最大のチョウとしても知られる。大きな羽をゆったりはばたかせ、フワッ、フワッと舞 […] 共有:TwitterFacebook
2020年10月11日 / 最終更新日時 : 2020年10月11日 okihon-ya 本の紹介 種を絶滅に追い込む人間の横暴さ 今泉吉典著『イリオモテヤマネコ 南海の秘境に生きる』は、イリオモテヤマネコが発見されてまだ間もない1970年代、科学者として現地で生態調査を重ねる模様を、多くの写真を交え詳細に記録している。すでに当時から、イノシシの罠 […] 共有:TwitterFacebook
2020年10月11日 / 最終更新日時 : 2020年10月11日 okihon-ya 本の紹介 湊和雄著『南の島の昆虫記』 本書は専門書でなく、子供向けの分かりやすい言葉で沖縄の身近な昆虫や珍しい昆虫を、見やすいカラー写真をつけて解説する。もともとは1959年4月から1993年10月にかけて、筆者が沖縄タイムスの子供欄に連載した記事。これに […] 共有:TwitterFacebook