2019年9月1日 / 最終更新日時 : 2019年9月1日 okihon-ya 本の紹介 「昔はよかった」と言うけれど 近年マナー・モラルの低下が叫ばれ、何となく「そうだろうな」と思い込んできた。しかし、具体的に資料を調べたり研究したりしたわけではない。昔はマナー・モラルについて厳しく躾けられたというイメージが浸透しているだけ。過去に理 […] 共有:TwitterFacebook
2019年8月30日 / 最終更新日時 : 2019年8月30日 okihon-ya 本の紹介 明治百年でみえる日本化の混乱 新里金福・大城立裕著『近代沖縄の歩み 沖縄の百年1』は、明治100年を記念して琉球新報に掲載された連載記事を加筆・補稿してまとめられた。沖縄にとっての近代100年は、まさに紆余曲折の連蔵だった。 1879年、沖縄は琉 […] 共有:TwitterFacebook
2019年8月29日 / 最終更新日時 : 2019年8月30日 okihon-ya 文化 沖縄における仏教の影響 島尻勝太郎著『近世沖縄の社会と宗教』は「近世沖縄の対外関係」「沖縄の外来宗教」「仲尾政次政隆の配流日記」の3部からなる。仲尾政次政隆とは琉球王朝末期、真宗布教によって流刑に処せられ、10年間八重山で過ごした人物である。 […] 共有:TwitterFacebook
2019年8月29日 / 最終更新日時 : 2019年8月30日 okihon-ya 本の紹介 沖縄文化史 本書は沖縄の文化を、総説編、歌謡編、舞踊編、音楽編、劇と劇文学、染織編、陶芸編、漆芸編、建築編と、9の分野に分けて解説している。 ※本書は当サイトで販売中。本の価格や状態は「沖縄の社会・歴史」の<沖縄通史・評論>コーナ […] 共有:TwitterFacebook
2019年8月19日 / 最終更新日時 : 2019年8月30日 okihon-ya 本の紹介 ヤンバル住民の結束力 池野茂著『琉球山原船 水運の展開』(ロマン書房 1994年)は題名のとおり、ヤンバル地方(沖縄本島北部)の水運史を振り返るが、その中で興味深いのは、共同売店が山原船の運航を手掛けた点である。 共同売店は、集落の住民が […] 共有:TwitterFacebook
2019年8月15日 / 最終更新日時 : 2019年8月15日 okihon-ya 本の紹介 語られなかった旧日本軍の蛮行 スパイ疑惑、避難壕からの追い出し、食料の略奪、虐殺など、旧日本兵の沖縄住民への蛮行は、個人的な手記から市町村・県史に至るまで各種の出版物において多数の証言が掲載されている。しかし、そうした実態は本土ではほとんど知らされ […] 共有:TwitterFacebook
2019年8月13日 / 最終更新日時 : 2019年8月30日 okihon-ya 本の紹介 沖縄における言論統制の歴史 今からちょうど15年前の2004年8月13日、沖縄国際大学に米軍ヘリが墜落したが、8月12日付の沖縄タイムス・インタビューで、当時の知事だった稲嶺恵一氏が「(墜落)現場では警察も消防も米軍に立ち入りを規制された。日本の […] 共有:TwitterFacebook
2019年8月11日 / 最終更新日時 : 2019年8月30日 okihon-ya 文化 岡本太郎の日本再発見 最近テレビでは、日本をやたら褒めたたえる「すごいぞ日本」番組が目につく。中国や韓国などアジア各国に追いに上げられ、分野によっては追い越され「経済大国」の地位から滑り落ちる中、日本の素晴らしさを再発見することで、視聴者 […] 共有:TwitterFacebook
2019年8月1日 / 最終更新日時 : 2019年8月8日 okihon-ya 本の紹介 操作される日本人の境界 沖本屋の販売リストには入っていないが、本土と沖縄の関係を考える上では、小熊英二著『<日本人>の境界』に触れておきたい。沖縄が日本の領土に正式に組み入れてられたのは1879(明治12)年。ちょうど140年が経過したことに […] 共有:TwitterFacebook
2019年7月27日 / 最終更新日時 : 2019年8月30日 okihon-ya 本の紹介 手軽に深く学べる沖縄の歴史 最も沖縄らしい本といえば、この『ジュニア版 琉球沖縄史』ではないか。歴史書の分類に入るが、専門書のような堅苦しさはない。「ジュニア版」とタイトルにあるように、中高生が読める文章である。どの県でも地方史をまとめた本はある […] 共有:TwitterFacebook