ジョージ・スミス『琉球と琉球の人々』

 英国国教会香港管区主教のジョージ・スミスが1950年、英船レイナード号で琉球を訪れた際、直接見聞きした体験や、琉球側から受け取った書簡などが記されているが、住民は異国人とまともに話すことを禁じられ、王府はあの手この手で英国との交流を回避しようとする姿が浮かびあがる。同書に添えられている訳者・山口栄鉄氏の解説によれば、異国との交流によって繁栄の礎を築いてきた琉球の本来のありようではなく、長年琉球を支配し異国との接触を忌み嫌う薩摩藩の指示によるとしている。(T)

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