手軽に深く学べる沖縄の歴史
最も沖縄らしい本といえば、この『ジュニア版 琉球沖縄史』ではないか。歴史書の分類に入るが、専門書のような堅苦しさはない。「ジュニア版」とタイトルにあるように、中高生が読める文章である。どの県でも地方史をまとめた本はあるだろうが、気軽に読める内容のものはほとんどないだろうと思う。
オールカラーで写真、表や地図がふんだんに使われているため、視覚的にもわかりやすく飽きずに眺められる。しかも、総ページ数は360余りあり、沖縄の歴史を広い範囲で解説している。コンパクトに項目ごとにまとめられているので、気になるところだけ拾い読むこともできる。県外の方にとっても沖縄の歴史入門書として最適だろう。このホームページでは、「沖縄の社会・歴史」ページ、<沖縄通史・評論>エリアで本書の販売品を紹介している。
※本書は当サイトで販売中。本の価格や状態は「沖縄の社会・歴史」の<沖縄通史・評論>コーナーでご確認ください。「お問い合わせ・ご注文」コーナーへ