変わりゆく那覇の風景
今日(2月4日)久しぶりに那覇市内の与儀交差点を通りかかると、歩道橋が半分解体されていた。道路を拡張する工事が周辺では進み、解体は避けられないことは明らかだが、道路を渡る時、足腰の悪い歩行者に大きな負担をかける歩道橋は車優先社会の象徴であり時代遅れ。安全に歩行者が道路を渡れる方策を考えるべきであり、歩道橋の撤去はもっと早くてもよかった。そう思うものの、建物としてはかなり歴史を感じ、一抹の寂しもないといえばウソになる。
さらに市内を散歩するうちに、なじみの酒屋がなくなっていることにも気づいた。私が沖縄に引っ越してきた直後から利用させていただいた店だけにちょっとしたショックである。大型スーパーなど量販店で置いていない小さな酒造所の泡盛を扱い、あまり飲み慣れていない泡盛を探すのを楽しみにしていた。そうした品ぞろえは商売には向いていないのか、繁盛している印象はなかった。ここ数年は泡盛コーナーを減らし、立ち飲みコーナーを設けるなど新たな試みをしていたようだ。店を閉めた理由は分からないが、売れ筋とは違う泡盛を並べる店が消えるのは残念でならない。