2019年10月13日 / 最終更新日時 : 2019年10月14日 okihon-ya 本の紹介 『沖縄の危険生物 野外活動を安全にすごすためのガイドブック』(諸喜田茂充著) 沖縄で生活することは身近な自然と共生すること。例えばヤールー(ヤモリ)。天井や家具の裏に潜み、時折、チッチッチッと鳴いてその存在をアピールする。沖縄ならだいたいどこの家でも飼っている(笑)。幸いヤールーは益獣と言われて […] 共有:TwitterFacebook
2019年10月12日 / 最終更新日時 : 2019年10月12日 okihon-ya 沖縄の空気 首里汀良町の獅子舞 首をぐっと伸ばして見下ろすようなポーズが印象的。このポーズの時は、首がゆっくりと動くだけで、首から下は静止しているが、いったん動き出すと、荒れ狂う凶暴な獣のように、首を前後に振ったり体を回転させたりする。動と静が対照的 […] 共有:TwitterFacebook
2019年10月12日 / 最終更新日時 : 2019年10月12日 okihon-ya 沖縄の空気 首里クェーナ クェーナとは沖縄各地で歌い継がれている古謡を指す。白い衣装を羽織った女性たちが連なって円を描きながら、ゆっくりと口ずさむ。リズムをとるのは小さな太鼓1つであり、厳かな雰囲気が漂う。那覇大綱挽の前日にあたる10月12日、 […] 共有:TwitterFacebook
2019年10月12日 / 最終更新日時 : 2020年9月10日 okihon-ya 文化 『南島針突紀行 ●沖縄婦人の入墨を見る●』(市川重治著) 幼い頃の記憶にある、老女たちの手の甲に施された針突(ハジチ・入墨)。青ずんだその紋様は幼心には奇異なものに感じられた。彼女たちはいずれもかなりの高齢者で、親戚の家や市場でよく見かける日常の風景だった。50年くらい前の事 […] 共有:TwitterFacebook
2019年10月5日 / 最終更新日時 : 2019年10月5日 okihon-ya 本の紹介 『経済成長主義への訣別』 刺激的であると同時に、いつかは向き合わなければならない。そんなタイトルだ。いろいろ文献の引用などはあるものの、著者・佐伯啓思氏の主張ははっきりしている。経済成長第一をやめて人間らしさを取り戻そう、である。 経済成長を […] 共有:TwitterFacebook
2019年9月28日 / 最終更新日時 : 2019年9月28日 okihon-ya 文化 沖縄の聖地 御嶽 県外から沖縄を訪れて、最初に気にかかるものの1つが御嶽ではないだろうか。聖地であるが、県外の神社のように格式ばった社殿はない。あったとしても小さな祠くらいで、場所によっては少し大きめの石が置かれているだけのところもある […] 共有:TwitterFacebook
2019年9月21日 / 最終更新日時 : 2019年9月21日 okihon-ya 本の紹介 『沖縄と私と娼婦』 本書は今から半世紀近く前に発刊された同名の書を今年、筑摩書房が文庫化したものである。読んでいて頭に浮かぶのは、作者の佐木隆三氏がじっと娼婦たちの話に耳を傾ける姿である。これは簡単のようでいて結構難しい。とかく他人の話は […] 共有:TwitterFacebook
2019年9月15日 / 最終更新日時 : 2019年9月15日 okihon-ya 沖縄の空気 リアルな動きの沖縄獅子舞 沖縄は獅子舞が盛んな地域であり、秋の豊年祭に演じられることが多い。沖縄探見社の『沖縄伝統行事・芸能を歩く』では次のように解説している。 「関東地方で生れ育った著者にとって、獅子舞といえば、正月に登場し、ユーモラスさが […] 共有:TwitterFacebook
2019年9月12日 / 最終更新日時 : 2019年9月12日 okihon-ya 沖縄の空気 沖縄戦の美化に対する危機意識 沖縄戦における旧日本軍の住民虐殺や「集団自決」を教科書から消そうとする流れが近年、強まっていることは知っていたが、石原昌家著『援護法で知る沖縄戦認識』(凱風社 2016年)を読むと、「沖縄戦」を歪めようとする圧力は教科 […] 共有:TwitterFacebook
2019年9月8日 / 最終更新日時 : 2019年9月8日 okihon-ya 文化 成長の終焉と昭和ノスタルジー 昭和を懐かしむことは、テレビ番組や雑誌記事から町おこしまで、現代文化を紹介する上で定番企画になっている。では、昭和を懐かしむこと、昭和ノスタルジーはいつから始まったのか。このテーマに挑んだのが高野光平著『昭和ノスタルジ […] 共有:TwitterFacebook