2026年3月1日 / 最終更新日時 : 2026年3月1日 okihon-ya 本の紹介 曖昧化する人間と機械の境界 平野啓一郎著『本心』 AI(人工知能)やアバターなど最新技術といえば、我々昭和世代にとっては敵にしか見えない。感情や感覚といった人間らしい部分をデジタルや機械で置き換えられてしまうという恐怖心がある。しかし、著者はあえて小説のテーマに取り入 […] 共有:TwitterFacebook
2026年2月17日 / 最終更新日時 : 2026年2月17日 okihon-ya 本の紹介 ウクライナ侵攻、我が国へ続く道か 『チェルノブイリの祈り ――未来の物語』⑤ (スベトラーナ・アレクシェービッチ著 松本妙子訳) チェルノブイリ原発事故の被害を拡大させたのは、政治の隠蔽主義であり、権力者たちの責任回避であり、官僚体制の自己保身だ。さらに、名もなき民衆や軍人たちの偉大な祖国幻想、 […] 共有:TwitterFacebook
2026年2月15日 / 最終更新日時 : 2026年2月15日 okihon-ya 本の紹介 止まらない混乱とおびただしい死 『チェルノブイリの祈り ――未来の物語』④ (スベトラーナ・アレクシェービッチ著 松本妙子訳) 本書ではさまざまな証言が取り込まれている。チェルノブイリ原発の事故処理に32万人が投入された。核爆発を防ぐために水中に潜って原発の排水弁を開けたり、燃え盛る原発に向け […] 共有:TwitterFacebook
2026年2月7日 / 最終更新日時 : 2026年2月7日 okihon-ya 本の紹介 絶望を敏感に感じとる子供たち 『チェルノブイリの祈り ――未来の物語』③ (スベトラーナ・アレクシェービッチ著 松本妙子訳) 第2章「万物の霊長」では、女性教師が子供たちについて語る場面が印象的だ。子供といえばはしゃいで走り回ることが常のようなイメージがあるが、彼女によれば、チェルノブイリの […] 共有:TwitterFacebook
2026年1月31日 / 最終更新日時 : 2026年1月31日 okihon-ya 本の紹介 世界を一変させる放射能事故 『チェルノブイリの祈り ――未来の物語』 (スベトラーナ・アレクシェービッチ著 松本妙子訳)② 本書では原発事故の恐ろしさを改めて感じずにはいられない。1つの施設の事故によって周辺地域数十キロで農作物や水をはじめ、あらゆるものが汚染され人が住めなくなる。楽園だ […] 共有:TwitterFacebook
2026年1月24日 / 最終更新日時 : 2026年1月24日 okihon-ya 本の紹介 薄れゆくフクシマの記憶 『チェルノブイリの祈り ――未来の物語』 (スベトラーナ・アレクシェービッチ著 松本妙子訳)① 東京電力の柏崎刈羽原発が再稼働するというニュースを耳にした。東電としては福島第1原発の事故以来、初めての再稼働である。原発事故の引き金になった東日本大震災からまもな […] 共有:TwitterFacebook
2026年1月18日 / 最終更新日時 : 2026年1月18日 okihon-ya 本の紹介 食をめぐる悪意と欲望のゆらぎ 高瀬隼人著『おいしいごはんが食べられますように』 このタイトルを見た時、最近流行りのグルメ小説かと思った。これまでとは毛色の違うものを読んでみようと手にとったが、ページをたぐるうちに予想は裏切られた。確かに食ベ物が細かく描写されるものの、特別に高級だったり美味だったり […] 共有:TwitterFacebook
2026年1月14日 / 最終更新日時 : 2026年1月14日 okihon-ya 本の紹介 外国コンプレックスから抜け出せるか 岡本太郎著『今日の芸術』③ 本書の最後の方に「外国人がほめた」という項目がある。それによれば、明治時代になって来日した外国人有識者が、それまで気づかなかった伝統的な日本美を高く評価したことを喜び、以来、日本人は「外国人がほめた」にこだわり続けてい […] 共有:TwitterFacebook
2026年1月10日 / 最終更新日時 : 2026年1月10日 okihon-ya 本の紹介 好き勝手に描く絵画は簡単か 岡本太郎著『今日の芸術』② 近現代の絵画をどう見るべきか。本書では平易で分かりやすく解説している。その中で最も重要だと思うのが、「自由に」「好き勝手に」描くことの難しさである。一見すると簡単のようだが、これが中々できない。 誰かに見せることを意 […] 共有:TwitterFacebook
2026年1月3日 / 最終更新日時 : 2026年1月3日 okihon-ya 本の紹介 近現代絵画の巨匠は下手くそか 岡本太郎著『今日の芸術』① 中世までの西洋画は細密に描かれその良さは分理解できるが、近現代になるとよく分からない絵画が多くなり、特に戦後の画家はチンプンカンプンな作品が目立つ。こう考える人は少なくないだろう。しかし、本書を読むうちに、なぜ絵画の作 […] 共有:TwitterFacebook