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2021年10月10日 / 最終更新日時 : 2021年10月10日 okihon-ya 本の紹介

変わりゆく現世とあの世の距離感 谷川健一著『日本人の魂のゆくえ』

 サブタイトルに「古代日本と琉球の死生観」とあるように、本書では仏教の影響を受ける以前の古代日本や沖縄で、人々は「あの世」をどのように捉えたかが主題になっている。印象深いのは、あの世と現世の近さだ。かつて沖縄では、身近な […]

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2021年10月4日 / 最終更新日時 : 2021年10月4日 okihon-ya 本の紹介

注目したい本土と沖縄米軍基地の関係   野添文彬著『沖縄米軍基地全史』

 日本は過去を検証しない国ではないか。常々そんな疑念が頭をよぎる。この1年半ほどの間、多くの社会的な混乱と経済的な損失をもたらした新型コロナ対策しかり。戦後沖縄に計り知れない影響を及ぼした米軍基地にも当てはまるだろう。沖 […]

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2021年9月19日 / 最終更新日時 : 2021年9月19日 okihon-ya 本の紹介

日本人の美学はどこへ 谷崎潤一郎著『陰翳礼讃』

 谷崎潤一郎といえば、性愛にはまっていく男の姿を描いた『痴人の愛』や、三姉妹が美しくも哀しい人間模様を繰り広げる『細雪』を思い浮かべる。読んだのは20、30年前であり、細かいストーリー展開は忘れたが、ぐいぐい引きつけられ […]

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2021年9月12日 / 最終更新日時 : 2021年9月12日 okihon-ya 本の紹介

沖縄小説の果敢な試み 真藤順丈『宝島』

 2019年に発表された直木賞の受賞作であり、沖縄を真正面から取り上げた作品として県内でもかなり話題になった。小説は米軍物資を奪い取る終戦直後の戦果アギヤー(戦果あげ)に始まり、沖縄の本土復帰で結末を迎える。この米軍統治 […]

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2021年8月14日 / 最終更新日時 : 2021年8月14日 okihon-ya 本の紹介

生活の隅々にまで及ぶ格差社会 石井洋二郎著「ブルデュー『ディスタンクシオン』講義」

 日本でも格差社会化が指摘されるようになったが、注目されるのはあくまでも経済面にとどまる。しかし、本書で紹介されるフランス人社会科学者ブルデューの分析によれば、個人が蓄積する経済資本や文化資本、学歴資本に応じて、映画や絵 […]

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2021年8月8日 / 最終更新日時 : 2021年8月8日 okihon-ya 本の紹介

本人が語る村上春樹と大江健三郎

 学生時代の頃よく読んだ小説家といえば、村上春樹と大江健三郎だった。村上氏の小説といえば、現実の裂け目にはまり、その下に広がる異世界へ知らず知らずのうちに引き込まれる。個人的にはそんなイメージがある。一方、大江氏の小説は […]

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2021年7月30日 / 最終更新日時 : 2021年7月30日 okihon-ya 本の紹介

先島分島案は近現代日本の原形か 山下重一著『琉球・沖縄史研究序説』

 琉球王国時代末期、欧米諸国との接触に始まり、王国内や薩摩藩内の勢力争いが絡んだ牧志・恩河事件、王国が日本に併合される琉球処分、民衆が旧体制に挑んだ宮古島人頭税廃止請願運動まで、本書は近現代の沖縄が形成される重要局面に光 […]

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2021年7月24日 / 最終更新日時 : 2021年7月24日 okihon-ya 本の紹介

内向き議論からの脱却は可能か 比屋根照夫著『アジアへの架橋』

 琉球処分によって日本に編入され同化を強いられた沖縄では、同様に植民地政策や同化政策に苦しむアジア諸国をどのようにとらえ、これらの国々といかに連帯すべきか理論化する試みが繰り返されてきた。その歴史をたどるとともに、著者自 […]

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2021年7月18日 / 最終更新日時 : 2021年7月18日 okihon-ya 本の紹介

中央に翻弄される離島の生活 三木健著『八重山近代民衆史』

 琉球王国時代に人頭税などの過酷な収奪に苦しんだ八重山の民衆は、明治時代に入っても時の政府の身勝手な意向に翻弄され続けた。琉球王国が解体され日本の領土に編入された翌年の1880(明治13)年には、中央政府は中国国内の商業 […]

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2021年7月7日 / 最終更新日時 : 2021年7月7日 okihon-ya 本の紹介

損得抜きの情熱に生きる 『眉屋私記』読書日記③

 ようやく読み終える。6月26日投稿の読書日記②でも書いたとおり、読み進めれば読み進めるほど、幼い時に辻に売られたツルが存在感を増す。ツルの生きざまには現代人が失った感情が溢れる。金銭に換算して損か得かとは無関係に、沖縄 […]

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