2020年11月22日 / 最終更新日時 : 2020年11月22日 okihon-ya 本の紹介 新たな価値観の消長 「カッコいい」の時代② 平野啓一郎著『「カッコいい」とは何か』は、「カッコいい」をさまざまな角度から分析しているが、興味深いのは伝統的な宗教や道徳観の衰退と結びつけたところだ。近代化が始まる前の社会では、神が創造したとされる価値観や地域の伝統 […] 共有:TwitterFacebook
2020年11月15日 / 最終更新日時 : 2020年11月15日 okihon-ya 本の紹介 米国から逃れられない 「カッコいい」の時代① 沖縄に住んでいていると、米国の暗部に目がいかざるを得ない。米軍統治下時代の戦後沖縄を振り返れば、米国は自由に基地をつくり運営するために沖縄住民の財産や人権を簡単に足蹴にしてきた。本土復帰後も、基地内は完全に治外法権の地 […] 共有:TwitterFacebook
2020年10月30日 / 最終更新日時 : 2020年10月30日 okihon-ya 本の紹介 弱者の歴史をエンターテインメント化 歴史とはたいていが強者や勝者の歴史。弱者や敗者の歴史はなかなか日が当たらない。一般的に登場人物が知名度に欠けたり、読んでも面白みがなかったりするせいだろう。自民党の某有力政治家は、沖縄県の翁長前知事から戦後の沖縄史を説 […] 共有:TwitterFacebook
2020年10月23日 / 最終更新日時 : 2020年10月23日 okihon-ya 本の紹介 米軍基地に俯瞰的、総合的判断を 菅首相が日本学術会議の会員候補6人を拒否した理由について「俯瞰的、総合的判断」と説明したが、米軍基地にこそ必要な判断がではないか。デイヴィッド・ヴァイン著『BASE NATION 米軍基地がやってきたこと』を読んだ感 […] 共有:TwitterFacebook
2020年10月16日 / 最終更新日時 : 2020年10月16日 okihon-ya 本の紹介 泉見亨著『おもしろハンドブック 魚』 沖縄近海でとれる魚284種を方言名と和名で紹介。生き物をきっちり学術的に解説する図鑑と異なり、「おもしろハンドブック」の名前のとおり、肩の力を抜いて楽しみながら魚の知識が身につく。イラストを交えながら、外見上の特徴に加 […] 共有:TwitterFacebook
2020年10月15日 / 最終更新日時 : 2020年10月15日 okihon-ya 本の紹介 具志堅猛編著『生態写真で見る沖縄の蝶』 コノハチョウは、羽の裏側は枯れ葉に似ているが、表側は鮮やかな光沢のある藍色の地にオレンジ色の帯が目立つ。オオゴマダラは金色の蛹とともに、日本最大のチョウとしても知られる。大きな羽をゆったりはばたかせ、フワッ、フワッと舞 […] 共有:TwitterFacebook
2020年10月11日 / 最終更新日時 : 2020年10月11日 okihon-ya 本の紹介 種を絶滅に追い込む人間の横暴さ 今泉吉典著『イリオモテヤマネコ 南海の秘境に生きる』は、イリオモテヤマネコが発見されてまだ間もない1970年代、科学者として現地で生態調査を重ねる模様を、多くの写真を交え詳細に記録している。すでに当時から、イノシシの罠 […] 共有:TwitterFacebook
2020年10月11日 / 最終更新日時 : 2020年10月11日 okihon-ya 本の紹介 湊和雄著『南の島の昆虫記』 本書は専門書でなく、子供向けの分かりやすい言葉で沖縄の身近な昆虫や珍しい昆虫を、見やすいカラー写真をつけて解説する。もともとは1959年4月から1993年10月にかけて、筆者が沖縄タイムスの子供欄に連載した記事。これに […] 共有:TwitterFacebook
2020年10月11日 / 最終更新日時 : 2020年10月11日 okihon-ya 本の紹介 『沖縄県の野鳥』 本書は、県内で確認された野鳥約480種を、見やすいカラー写真とともに紹介。野外でも使いやすいコンパクトなつくりになっている。 480種のうち9割は渡り鳥に含められる。沖縄など南西諸島は鳥たちにとって、九州から台湾まで […] 共有:TwitterFacebook
2020年10月3日 / 最終更新日時 : 2020年10月3日 okihon-ya 本の紹介 グスクの多様さを実感 琉球列島に存在するグスクは200とも300ともいわれる。首里城や座喜味城のように「城」をあてはめ、権力者の館であることが明確な場合もあるが、集落跡や神の居所など諸説が入り混じる場合も少なくない。当真嗣一監修『沖縄のグス […] 共有:TwitterFacebook