2024年4月13日 / 最終更新日時 : 2024年4月13日 okihon-ya 本の紹介 生者と死者の曖昧な境界線 大城立裕著『レールの向こう』 著者の名前を聞くと、日本と沖縄の関係をひたすら問い続けた小説家というイメージがある。収録されている5編の小説は、最初の「レールの向こう」が病院を中心に出会いと回想が繰り返され、最後の「天女の幽霊」も開発が進む那覇新都心 […] 共有:TwitterFacebook
2024年4月7日 / 最終更新日時 : 2024年4月7日 okihon-ya 本の紹介 本土と沖縄で基地負担の逆転はなぜ? 川名晋史著『在日米軍基地』④ 事実とは異なるさまざまな誤解や憶測が米軍基地をめぐっては飛び交い世間では信じられているが、本書ではその問題点も指摘する。中でも重要なのが、戦後ずっと米軍基地が沖縄に集中してきたというイメージである。沖縄に基地を配置する […] 共有:TwitterFacebook
2024年4月2日 / 最終更新日時 : 2024年4月2日 okihon-ya 基地 基地関連工事で潤う本土企業(下) 3月31日の投稿では沖縄防衛局が発注する工事の半分前後は本土企業が受注したと指摘したが、米軍が発注する工事はどうだろうか。長期にわたって網羅した統計はないが、断片的に明らかになる数字では半8分をはるかに超えて本土企業が受 […] 共有:TwitterFacebook
2024年4月1日 / 最終更新日時 : 2024年4月1日 okihon-ya 時の話題 那覇新都心で開花が進んだデイゴも 昨日の投稿で咲き始めのデイゴについて書いたが、那覇市の新都心公園で他のデイゴも観察すると、1カ所だけ開花が進んだデイゴをみつけた。並んだ2本だけが木全体に花をつけ、散った花びらもかなり地面に落ちていた。気づかなっただけ […] 共有:TwitterFacebook
2024年3月31日 / 最終更新日時 : 2024年3月31日 okihon-ya 基地 基地関連工事で潤う本土企業(上) 米軍基地をめぐって、本土から沖縄への批判として「基地でもうけているくせになぜ反対する」という指摘がある。これに対して、沖縄のメディアや研究者はたびたび異を唱えているが、本土ではこうした反論はほとんど紹介されていないだろ […] 共有:TwitterFacebook
2024年3月31日 / 最終更新日時 : 2024年3月31日 okihon-ya 時の話題 那覇新都心公園のデイゴ開花 今朝(3月31日)、那覇市の新都心公園を散歩していると、デイゴの花を見つけた。木全体ではなくほんの一部だけだが、真っ赤な花はすぐに目をひく。周辺にもう一本開花したデイゴがあったが、それも1カ所だけ。本当に咲き始めという […] 共有:TwitterFacebook
2024年3月30日 / 最終更新日時 : 2024年3月30日 okihon-ya 本の紹介 隠すことは悪いことか? 谷崎潤一郎著『刺青・秘密』 趣味で本を手にする場合、1人の著者や似た傾向の本をあまり続けて読まないようにしている。本の影響を受けやすく、頭の中が本の内容に染まりそうだからだ。そういう意味では、谷崎作品は現代的な常識を突 […] 共有:TwitterFacebook
2024年3月24日 / 最終更新日時 : 2024年3月24日 okihon-ya 本の紹介 誰が普天間基地を存続させた? 川名晋史著『在日米軍基地』③ 3月23日の投稿に続いて、国連軍以外の論点として触れたのは米軍普天間基地の存続と機能強化である。国防総省によるベトナム戦争後の基地再編計画では、沖縄海兵隊は不要とされ普天間基地も閉鎖される予定だった。この沖縄海兵隊不要 […] 共有:TwitterFacebook
2024年3月23日 / 最終更新日時 : 2024年3月23日 okihon-ya 戦争 沖縄戦関連記事の連載開始 沖縄の地元紙では昨日(3月22日)から沖縄戦にまつわる連載記事が始まった。ちょうど80年前の1944年3月22日、旧日本軍は南西諸島を防衛するため、沖縄戦の主力となる第32軍を創設した。さらに、1年後の1945年3月2 […] 共有:TwitterFacebook
2024年3月23日 / 最終更新日時 : 2024年3月23日 okihon-ya 本の紹介 日米同盟という幻想 川名晋史著『在日米軍基地』② 3月17日の投稿で紹介した本書について、国連軍以外の論点にも触れておきたい。その中でも最も重要なものは「日米同盟」の意味合いだろう。本書では日米間で交わされた条約や協定などをひも解きながら、米軍に直接的な日本防衛義務が […] 共有:TwitterFacebook