2020年8月7日 / 最終更新日時 : 2020年8月7日 okihon-ya 本の紹介 戦果と密貿易の時代 沖縄といえば「なんくるないさー(なんとかなるさ)」に代表されるように、「楽観的」「温厚」「細かいことにこだわらない」というイメージの人が多いだろう。歴史に関心を持つ人ならば、中国と日本の間で巧みにバランスを保ちながら4 […] 共有:TwitterFacebook
2020年8月6日 / 最終更新日時 : 2020年8月6日 okihon-ya 沖本屋から 「お問い合わせ・ご注文」でお詫び 「お問い合わせ・ご注文」コーナーからメール発信ができないことが分かり、システムを点検しましたところ、無事、当コーナーからメールを送信できることが確認できました。今後は安心して当コーナーをご利用いただけたらと思います。こ […] 共有:TwitterFacebook
2020年8月1日 / 最終更新日時 : 2020年8月1日 okihon-ya 沖縄の空気 沖縄で相次ぐ休館休園は正しいか 新型コロナ感染対策として沖縄県が7月31日、緊急事態宣言を発令したのを受けて、首里城公園(有料区域など)、沖縄県立図書館、沖縄県立博物館・美術館などの臨時休園や休館が決まった。確かに人の流れを減らすことは、感染リスクを […] 共有:TwitterFacebook
2020年7月30日 / 最終更新日時 : 2020年7月30日 okihon-ya 本の紹介 吉本隆明『琉球弧の喚起力と南島論』(河出書房新社 1989年) 1988年に那覇市で、吉本隆明氏による基調報告をもとに開催されたシンポジウムを収録したのが本書である。シンポジウムには吉本氏のほか、日本思想史、宗教学、沖縄考古学・民俗学などの研究者が参加している。南島論とは沖縄などの […] 共有:TwitterFacebook
2020年7月30日 / 最終更新日時 : 2020年7月30日 okihon-ya 本の紹介 池宮正治『沖縄の遊行芸 チョンダラーとニンブチャー』 琉球王国の首都・首里の郊外に戦前まで住んでいた一団の人々、ニンブチャーやチョンダラーが受け継いだ芸能についてまとめている。ニンブチャーとは葬儀で鉦をたたいたり念仏を唱えたりして死者を弔う者であり、チョンダラーは正月など […] 共有:TwitterFacebook
2020年7月30日 / 最終更新日時 : 2020年7月30日 okihon-ya 本の紹介 吉田健正『「軍事植民地」沖縄』 1996年、著名な軍事アナリストの言葉から本書は始まる。「『沖縄の連中はいい加減にせい』という声が出ているんです……だんだん本土側がいらだっているのです」。何にいらだつかといえば、沖縄の米軍基地への反対である。歴史的 […] 共有:TwitterFacebook
2020年7月26日 / 最終更新日時 : 2020年7月26日 okihon-ya 沖縄の空気 時々、ドゥーチュイムニー(沖縄方言:ひとりごと)その2. 早朝の小雨の中、セミの合唱は鳴りやまず、短いひと夏の生命を謳歌するその勢いに、ついに雨は止んでしまった。 昨日の新聞記事によると、今日(7月26日)の午前中に、私の住まいの近所で不発弾処理が行われるようだ。 […] 共有:TwitterFacebook
2020年7月26日 / 最終更新日時 : 2020年7月26日 okihon-ya 本の紹介 本土と沖縄で異なる占領政策 1945年に太平洋戦争が終わってから1952年にサンフランシスコ講和条約が発効するまで日本本土も占領下に置かれたが、沖縄の米軍統治とは異なる。沖縄の占領が20年長いだけでなく、質的にも異なっていた。本土の占領は米国だけ […] 共有:TwitterFacebook
2020年7月18日 / 最終更新日時 : 2020年7月18日 okihon-ya 沖縄の空気 消えゆく那覇の路地裏 那覇の市街地を貫く大通りから1本横道にそれると、昭和の香り漂う路地裏があちこちに広がる。車の侵入を拒む細い路地には、わが物顔の猫が寝そべる。コンクリートも雨水の跡やひび割れが幾筋も入り、書かれた文字は薄れ消えかかる。隙 […] 共有:TwitterFacebook
2020年7月12日 / 最終更新日時 : 2020年7月12日 okihon-ya 本の紹介 終戦記念日とは何か 戦争の記憶を風化させてならない。よく口にされるが、佐藤卓己/孫安石編『東アジアの終戦記念日 ―敗北と勝利のあいだ』に目を通すと、戦争の記憶は終戦から10年経たないうちに変質していることがわかる。印象操作の跡がうかがわれ […] 共有:TwitterFacebook