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2024年6月26日 / 最終更新日時 : 2024年6月26日 okihon-ya 本の紹介

資本主義社会を相対化 荒谷大輔著『贈与経済2.0』③

 本書の後半部分では新たな贈与経済をどう運営するか記している。公開された自由な話し合いをもとにコミュニティーを形成し贈与し合うシステムを提示している。贈与だけで生活が成立するか疑問が湧くが、新しい贈与経済的な発想は現実社 […]

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2024年6月9日 / 最終更新日時 : 2024年6月9日 okihon-ya 本の紹介

ウクライナとベトナムの戦争 大江健三郎著『沖縄ノート』②

 1972年の本土復帰を控えた沖縄に、戦後日本の矛盾が凝縮されていたといえるだろう。著者はこの時期の沖縄について盛んに思考を巡らし、本土は何を背負わせてきたか鋭くえぐり出そうとした。今注目すべき論点の一つは、米軍のベトナ […]

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2024年5月31日 / 最終更新日時 : 2024年5月31日 okihon-ya 本の紹介

贈与がはらむ危険性 荒谷大輔著『贈与経済2.0』②

 貨幣と商品やサービスを交換することによって関係を断ち切る資本主義とは異なり、贈与経済では贈与を通じて関係を生み出したり深めたりする。しかし、贈与が相手を縛り付け上下関係を固定化する危険性をはらむことも指摘する。具体的に […]

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2024年5月18日 / 最終更新日時 : 2024年5月18日 okihon-ya 本の紹介

繰り返さる問い 日本人とは何か 大江健三郎著『沖縄ノート』①

 本書「Ⅰ日本が沖縄に属する」では、繰り返し「日本人とはなにか、このような日本人ではないところの日本人へと自分をかえることはできないか」という問いが繰り返される。著者が本土復帰前の1960年代に沖縄を訪れた体験から、頭に […]

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2024年5月11日 / 最終更新日時 : 2024年5月11日 okihon-ya 本の紹介

狼の自由は羊にとっての死 荒谷大輔『贈与経済2.0』①

 本書では新しい社会のあり方として贈与経済を取り入れることを提唱するが、その前に近代社会のたどった道を俯瞰している。資本主義社会では、基本的に必要な物資を貨幣で交換して生活する。その貨幣を獲得するための仕事は分業制を採用 […]

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2024年5月5日 / 最終更新日時 : 2024年5月5日 okihon-ya 本の紹介

現代の病巣を凝縮 凪良ゆう著『流浪の月』

 今の時代はさまざまな社会的な問題が渦巻くが、育った時代や関心を持つ分野によって語りにくいものが少なくない。性的虐待、ドメスティック・バイオレンス、ネットによる人権侵害、親の育児放棄、小児性愛など、本書で語られるテーマが […]

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2024年4月28日 / 最終更新日時 : 2024年4月28日 okihon-ya 本の紹介

贈与は資本主義社会を救えるか? 近内悠太著『世界は贈与でできている』④

 本書を読んでいて一番どきりとしたのが、資本主義の思想と「自由」の相性がいいと指摘したところだ。なぜならば、自分が若き日に最も価値を見出したのは「自由」だったからだ。確かに地縁や血縁からかけ離れ、自分の努力と才能で生きた […]

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2024年4月20日 / 最終更新日時 : 2024年4月20日 okihon-ya 本の紹介

現代人が抱える苦悩と向き合う 及川祥平・川松あかり・辻本侑生編『生きづらさの民俗学』①

 民俗学といえば芸能や慣習など伝統文化の継承を思い浮かべ、現代人の抱える「生きづらさ」を扱うとは意外に思えた。しかし、「生きづらさ」の根幹をたどっていけば伝統にたどりつく。伝統はいつも守るべき美しいものとは限らない。たと […]

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2024年4月13日 / 最終更新日時 : 2024年4月13日 okihon-ya 本の紹介

生者と死者の曖昧な境界線 大城立裕著『レールの向こう』

 著者の名前を聞くと、日本と沖縄の関係をひたすら問い続けた小説家というイメージがある。収録されている5編の小説は、最初の「レールの向こう」が病院を中心に出会いと回想が繰り返され、最後の「天女の幽霊」も開発が進む那覇新都心 […]

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2024年4月7日 / 最終更新日時 : 2024年4月7日 okihon-ya 本の紹介

本土と沖縄で基地負担の逆転はなぜ? 川名晋史著『在日米軍基地』④

 事実とは異なるさまざまな誤解や憶測が米軍基地をめぐっては飛び交い世間では信じられているが、本書ではその問題点も指摘する。中でも重要なのが、戦後ずっと米軍基地が沖縄に集中してきたというイメージである。沖縄に基地を配置する […]

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