2021年9月5日 / 最終更新日時 : 2021年9月5日 okihon-ya 時の話題 やばんるの自然を守れるか 今年7月、沖縄本島北部「やんばる」が世界自然遺産に登録されたが、やんばる地域の知名度アップが期待される一方、豊かな自然を本当に守っていけるかどうか不安は残る。その大きな要因は米軍基地だ。もともと北部訓練場という広大な米 […] 共有:TwitterFacebook
2021年8月29日 / 最終更新日時 : 2021年8月29日 okihon-ya 沖縄の空気 明かりの見えない沖縄 最近、那覇市の国際通り沿いに、大きな看板が立ちPCR検査センターがオープンした(写真)。へえ~と軽い驚きを覚えたが、2位の東京都を大きく引き離し、沖縄は全国でもダントツの新型コロナ感染率(人口10万人当たり)ワーストワ […] 共有:TwitterFacebook
2021年8月22日 / 最終更新日時 : 2021年8月22日 okihon-ya 沖縄の空気 エイサーなき旧盆最終日 今日(8月22日)午前9時すぎにスーパーへ行くと、まだ開店間もないにもかかわらず、店内は混雑し大量の買い物をする人が目立つ。一角には大きなオードブルセットを引き渡すコーナーも設けられている。旧盆の最終日ウークイなので、 […] 共有:TwitterFacebook
2021年8月14日 / 最終更新日時 : 2021年8月14日 okihon-ya 本の紹介 生活の隅々にまで及ぶ格差社会 石井洋二郎著「ブルデュー『ディスタンクシオン』講義」 日本でも格差社会化が指摘されるようになったが、注目されるのはあくまでも経済面にとどまる。しかし、本書で紹介されるフランス人社会科学者ブルデューの分析によれば、個人が蓄積する経済資本や文化資本、学歴資本に応じて、映画や絵 […] 共有:TwitterFacebook
2021年8月8日 / 最終更新日時 : 2021年8月8日 okihon-ya 本の紹介 本人が語る村上春樹と大江健三郎 学生時代の頃よく読んだ小説家といえば、村上春樹と大江健三郎だった。村上氏の小説といえば、現実の裂け目にはまり、その下に広がる異世界へ知らず知らずのうちに引き込まれる。個人的にはそんなイメージがある。一方、大江氏の小説は […] 共有:TwitterFacebook
2021年7月30日 / 最終更新日時 : 2021年7月30日 okihon-ya 本の紹介 先島分島案は近現代日本の原形か 山下重一著『琉球・沖縄史研究序説』 琉球王国時代末期、欧米諸国との接触に始まり、王国内や薩摩藩内の勢力争いが絡んだ牧志・恩河事件、王国が日本に併合される琉球処分、民衆が旧体制に挑んだ宮古島人頭税廃止請願運動まで、本書は近現代の沖縄が形成される重要局面に光 […] 共有:TwitterFacebook
2021年7月24日 / 最終更新日時 : 2021年7月24日 okihon-ya 本の紹介 内向き議論からの脱却は可能か 比屋根照夫著『アジアへの架橋』 琉球処分によって日本に編入され同化を強いられた沖縄では、同様に植民地政策や同化政策に苦しむアジア諸国をどのようにとらえ、これらの国々といかに連帯すべきか理論化する試みが繰り返されてきた。その歴史をたどるとともに、著者自 […] 共有:TwitterFacebook
2021年7月18日 / 最終更新日時 : 2021年7月18日 okihon-ya 本の紹介 中央に翻弄される離島の生活 三木健著『八重山近代民衆史』 琉球王国時代に人頭税などの過酷な収奪に苦しんだ八重山の民衆は、明治時代に入っても時の政府の身勝手な意向に翻弄され続けた。琉球王国が解体され日本の領土に編入された翌年の1880(明治13)年には、中央政府は中国国内の商業 […] 共有:TwitterFacebook
2021年7月12日 / 最終更新日時 : 2021年7月12日 okihon-ya 時の話題 緊急事態宣言が3カ月に及ぶ沖縄 沖縄県では今日(7月12日)から8月22日まで緊急事態宣言が再延長されることになった。途中解除がなければ、宣言の期間は3カ月に及ぶが、対策の柱は相変わらず、飲食店における酒類の提供自粛である。まん延防止等重点措置の指定 […] 共有:TwitterFacebook
2021年7月7日 / 最終更新日時 : 2021年7月7日 okihon-ya 本の紹介 損得抜きの情熱に生きる 『眉屋私記』読書日記③ ようやく読み終える。6月26日投稿の読書日記②でも書いたとおり、読み進めれば読み進めるほど、幼い時に辻に売られたツルが存在感を増す。ツルの生きざまには現代人が失った感情が溢れる。金銭に換算して損か得かとは無関係に、沖縄 […] 共有:TwitterFacebook