2021年4月27日 / 最終更新日時 : 2021年4月27日 okihon-ya 本の紹介 生活の中から生まれた多彩な島うた 文字の記録を持たない庶民にとって、日々の暮らしの中で浮かび上がる感情や思いを表現する数少ない手段が歌だった。仲宗根幸市編著『琉球列島 島うた紀行』(全3集)を手にとると、琉球列島では地域ごとにいかに多くの歌が誕生したか […] 共有:TwitterFacebook
2021年4月23日 / 最終更新日時 : 2021年4月23日 okihon-ya 本の紹介 消えない本土への違和感 『まぼろしの祖国』読書日記② 本書の舞台は、ちょうど1945年から1972年までの米軍統治の27年間である。登場人物は個人事業家、琉球政府の役人、地元紙の新聞記者、教職員組合の専従職員、小料理屋の女将など多様であり、本土復帰へ向かう沖縄の変化をどう […] 共有:TwitterFacebook
2021年4月16日 / 最終更新日時 : 2021年4月16日 okihon-ya 本の紹介 消えゆく祈りと多様性 『うるまの島の古層』 毎日同じことの繰り返しにみえても、少しずつ変化が起きる。日々天気が変わるように自然も違う顔を見せ、時には天変地異が起きる。おまけに近年、科学技術の進歩も目まぐるしい。他人が敷いたレールやスケジュールに沿って動き、変化に […] 共有:TwitterFacebook
2021年4月14日 / 最終更新日時 : 2021年4月14日 okihon-ya 沖縄の空気 そろそろデイゴの季節 新型コロナの影響で専ら行事が中止となり遠出が憚れるようになり、時間の流れがぬるりとした、継ぎ目のない感触を帯びるようになった。そうした中では、緋寒桜と並んで季節の到来を感じさせるのが、デイゴである。 今日(4月14日 […] 共有:TwitterFacebook
2021年4月12日 / 最終更新日時 : 2021年4月12日 okihon-ya 基地 普天間返還合意から四半世紀 米軍普天間基地の全面返還に日米政府が合意してから今日(4月12日)で、25年を迎えた。当初は5~7年のうちに返還することになっていたが、その数倍の年月がかかっても返還の見通しすら立っていない。原因は、「辺野古移設が唯一 […] 共有:TwitterFacebook
2021年4月10日 / 最終更新日時 : 2021年4月10日 okihon-ya 沖縄の空気 もうすぐ浜下り 今年(2021年)4月14日は旧暦の3月3日に当たり、沖縄の海辺のまちでは「浜下り」と呼ばれる行事が行われる。もともとはひな祭りと起源は同じらしい。ひな祭りは、自分の体についた厄を人形に移し平穏無事を祈るが、浜下りは海 […] 共有:TwitterFacebook
2021年4月8日 / 最終更新日時 : 2021年4月8日 okihon-ya 本の紹介 大城立裕著『まぼろしの祖国』読書日記① 200ページを読んだところで立ち止まり振り返ってみる。太平洋戦争後、沖縄が本土からの分離が正式に決まった1952年前後が小説の舞台である。米軍から物資を盗み取る「戦果あげ」の場面から、本格的に舞台の幕があがる。終戦直後 […] 共有:TwitterFacebook
2021年4月7日 / 最終更新日時 : 2021年4月7日 okihon-ya 沖縄の空気 トックリキワタが全開 那覇新都心の運動公園でトックリキワタのワタが全開である。枝のあちこちにぶら下がるアボガドのような暗緑色の実が割れ、白い綿の塊のようなものが顔を出している。先週の土曜日(4月3日)には、1本の木に数個の実が割れている程度 […] 共有:TwitterFacebook
2021年4月4日 / 最終更新日時 : 2021年4月4日 okihon-ya 本の紹介 瀬尾まいこ著『そして、バトンは渡された』 それほど読みたいと思わなくても、最近話題の本や賞をとった作品は時折、読むようにしている。時代の空気を取り入れ、読書傾向が偏らないようにするためである。それでもさすがに一定の評価を得ているだけあって、読み終えた後、たいて […] 共有:TwitterFacebook
2021年4月3日 / 最終更新日時 : 2021年4月3日 okihon-ya 沖縄の空気 シーサーの日に「全国最多」 4月3日は語呂合わせで「シーサーの日」。琉球王国時代から焼物の町として知られる壼屋では、この日にちなみ那覇市立壼屋焼物博物館の無料公開、シーサー制作の実演や国指定重要文化財「新垣家住宅」の一般公開などが行われるせいか、 […] 共有:TwitterFacebook