2023年3月19日 / 最終更新日 : 2023年3月19日 okihon-ya 本の紹介 視点の多様性に向き合う根気強さ 仲里効・高良倉吉著『対論 「沖縄問題」とは何か』 本書は、対極的な思想を持つ沖縄の論客、仲里効氏と高良倉吉氏が30のテーマについてそれぞれ綴った文章に加え、2 […] 共有:TwitterFacebook
2023年3月15日 / 最終更新日 : 2023年3月15日 okihon-ya 本の紹介 現在の墓文化は近世からか 梅原猛・中西進編『霊魂をめぐる日本の深層』 沖縄からは複数の専門家が寄稿や討論に参加しているが、意見が割れているところは意外である。表題から察せられるよ […] 共有:TwitterFacebook
2023年3月11日 / 最終更新日 : 2023年3月11日 okihon-ya 本の紹介 例外的な存在としての国体と米国 古関彰一著『対米従属の構造』 創設まもない時期、自衛隊の指揮権を米軍が持つとする指揮権密約にはじまり、朝鮮半島の有事密約、安保改正での核密 […] 共有:TwitterFacebook
2023年3月10日 / 最終更新日 : 2023年3月10日 okihon-ya 本の紹介 失敗しない人生の先にある大きな失敗 辻村深月著『傲慢と善良』② 本書の巻末で朝井リョウ氏がまとめた「解説」が興味深い。特に「謙虚と自己愛の強さが両立する」と語る点だ。自分な […] 共有:TwitterFacebook
2023年3月5日 / 最終更新日 : 2023年3月5日 okihon-ya 本の紹介 メディアにも必要な時代の検証 鳩山由紀夫、孫崎亨、植草一秀著『「対米従属」という宿痾』 民主党による2009年の政権交代までと後では政治の空気ががらりと変わった。現在でも民主党の政策や政権運営の拙 […] 共有:TwitterFacebook
2023年3月2日 / 最終更新日 : 2023年3月2日 okihon-ya 本の紹介 嘘に逃げ場を求める現代の生きづらさ 辻村深月著『傲慢と善良』 2月25日の投稿で紹介した平野啓一郎著『ある男』と本書の間に重要な共通点があった。2つの物語は、嘘を土台にし […] 共有:TwitterFacebook
2023年2月27日 / 最終更新日 : 2023年2月27日 okihon-ya 本の紹介 本土と沖縄で溝は深さを増す? 藤原書店編集部編『「沖縄問題」とは何か』 普天間基地の県外移設を公約に民主党政権が誕生して間もない2010年に発行された季刊『環』の特集「『沖縄問題』 […] 共有:TwitterFacebook
2023年2月25日 / 最終更新日 : 2023年2月25日 okihon-ya 本の紹介 変身願望と猜疑心に満ちた日本の行方 平野啓一郎著『ある男』 本書の物語は人物が入れ替わった事件の発覚から始まる。もし、これが現実に起きれば、たいていの人は「騙された」と […] 共有:TwitterFacebook
2023年2月18日 / 最終更新日 : 2023年2月18日 okihon-ya 本の紹介 民主国家の中の非民主的組織という矛盾 吉本秀子著『米国の沖縄占領と情報政策』 最近、国内では軍備の拡大を訴える声ばかりが響き渡る。近隣諸国の安全保障状況を見渡せば、仕方ないかもと思うもの […] 共有:TwitterFacebook
2023年2月12日 / 最終更新日 : 2023年2月12日 okihon-ya 本の紹介 国家の虚飾に挑んだ日々 大野光明著『沖縄闘争の時代 1960/70』 沖縄返還が実行される前夜、沖縄の内外を問わず、さまざまな場面で「闘争」が繰り広げられたことを本書は語る。米軍 […] 共有:TwitterFacebook