2024年3月17日 / 最終更新日 : 2024年3月17日 okihon-ya 本の紹介 隠された続けた国連軍の歴史 川名晋史著『在日米軍基地』① 国連軍といえば、1950年に北朝鮮の急襲によって勃発した朝鮮戦争で、大韓民国への支援を表明した安保理決議のも […] 共有:TwitterFacebook
2024年3月10日 / 最終更新日 : 2024年3月10日 okihon-ya 本の紹介 倒錯と無機質が蔓延する未来 多和田葉子著『献灯使』 本書で描かれる世界は最初、ほんの一部しか顔を出さない。「犬貸し屋」で犬を借りて30分ほど外を走った老人が戻っ […] 共有:TwitterFacebook
2024年3月4日 / 最終更新日 : 2024年3月4日 okihon-ya 本の紹介 奉仕活動と売名行為の境界線は? 近内悠太著『世界は贈与でできている』③ 本書の最も興味深い点は、世の中の行為を「交換」と「贈与」に分類したところにあるだろう。相手に対価を求めて施 […] 共有:TwitterFacebook
2024年2月24日 / 最終更新日 : 2024年2月24日 okihon-ya 本の紹介 「あなたのことを思って」の恐ろしさ 近内悠太著『世界は贈与でできている』② 一番いやな言い方は「あなたのことを思って言っている」である。自分の発言や意見の正しさを「あなたのことを思って […] 共有:TwitterFacebook
2024年2月17日 / 最終更新日 : 2024年2月17日 okihon-ya 本の紹介 対価を求める資本主義を超える? 近内悠太著『世界は贈与でできている』① 現代社会において、人から何かをもらったら、その人に何かお返しをする。もらったものとお返しが釣り合うかどうかは […] 共有:TwitterFacebook
2024年2月3日 / 最終更新日 : 2024年2月3日 okihon-ya 本の紹介 用心棒と非正規雇用 藤沢周平著『用心棒日月抄』 時代小説や歴史小説は、時代背景や人物像など現代とはさまざまな面で違いはあっても多くの人々に読み継がれている。 […] 共有:TwitterFacebook
2024年1月27日 / 最終更新日 : 2024年1月27日 okihon-ya 本の紹介 辺野古新基地と目的の横暴 國分功一郎著『目的への抵抗』2 本書は、ドイツ出身の政治哲学者ハンナ・アーレントの「目的が手段を正当化する」という指摘を紹介している。この言 […] 共有:TwitterFacebook
2024年1月22日 / 最終更新日 : 2024年1月22日 okihon-ya 本の紹介 九州・沖縄地方に幅広く及ぶ研究テーマ 小野重朗先生卒寿記念論文集刊行委員会『南西日本の歴史と民俗』 琉球文学や民俗学の研究に尽力した小野重朗氏の卒寿記念論文集として本書は1990(平成2)年に刊行された。「考 […] 共有:TwitterFacebook
2024年1月21日 / 最終更新日 : 2024年1月21日 okihon-ya 本の紹介 物語を分類し体系化 福田晃著『南島説話の研究 日本昔話の原風景』 奄美・沖縄地域を実地に調査し説話・伝承を集めて、「兄妹婚譚」「語り物」(人間がいかにいたましく、みじめな存 […] 共有:TwitterFacebook
2024年1月20日 / 最終更新日 : 2024年1月20日 okihon-ya 本の紹介 沖縄的やさしさの危機 大田昌秀著『沖縄人とは何か』 この紹介文は基本的には以前の投稿からほとんど変わっていないが、今回、本書を「沖本屋」で販売できることになった […] 共有:TwitterFacebook