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2024年7月31日 / 最終更新日時 : 2024年7月31日 okihon-ya 本の紹介

沖縄スパイ説の起源は? 保坂廣志著『首里城と沖縄戦』➂

 沖縄戦では日本軍が沖縄住民に対して「スパイ行為」を理由に惨殺など不当な扱いを重ねていたことは、関連書物で繰り返し指摘されてきた。理由としては言語をはじめ文化・生活習慣で本土と大きく異なる上、沖縄に対する差別的な意識が強 […]

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2024年7月24日 / 最終更新日時 : 2024年7月24日 okihon-ya 本の紹介

不安定な若者の未来 桐野夏生著『メタボラ』②

 主人公が転がり込むのはバイトで食いつなぐ「自由な」若者の世界である。最初は一つのアパートやマンションを複数で借りるシェアハウス、次に、見知らぬ同士が一部屋に泊まる「ゲストハウス(ドーミトリー)」だ。私も30代前後の一時 […]

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2024年7月17日 / 最終更新日時 : 2024年7月17日 okihon-ya 本の紹介

地下壕司令部の狂気に満ちた世界 保坂廣志著『首里城と沖縄戦』②

 日差しの届かない地下に長時間、人間が籠れば肉体的に精神的にも悪影響を及ぼす。しかも、日本軍が首里城地下の司令部壕にいた時期は梅雨の時期。水浸し状態となり、壕全体を大きく揺さぶる米戦艦の艦砲射撃が続く。本書はそんな司令部 […]

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2024年7月10日 / 最終更新日時 : 2024年7月10日 okihon-ya 本の紹介

沖縄で低い視線から奇想天外の展開か 桐野夏生著『メタボラ』①

 過去に読んだ著者の作品で一番印象に残るのは『OUT』である。ごく普通の女性たちが遺体処理のビジネスにのめり込むという展開である。輪郭だけなぞれば唐突とも思える物語も、普通の人々が持つ悪意や怨念、残忍さを巧みに綿密に描く […]

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2024年7月6日 / 最終更新日時 : 2024年7月6日 okihon-ya 本の紹介

貴重な文化財の喪失は誰のせい?  保坂廣志著『首里城と沖縄戦』①

 沖縄戦で南西諸島を防衛する第32軍が首里城地下に司令部壕が築いたことは広く知られ、現在、公開に向けて調査や工事が進められているが、本書ではこの司令部壕について一般的にほとんど知られず注目されていない事実が語られている。 […]

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2024年6月26日 / 最終更新日時 : 2024年6月26日 okihon-ya 本の紹介

資本主義社会を相対化 荒谷大輔著『贈与経済2.0』③

 本書の後半部分では新たな贈与経済をどう運営するか記している。公開された自由な話し合いをもとにコミュニティーを形成し贈与し合うシステムを提示している。贈与だけで生活が成立するか疑問が湧くが、新しい贈与経済的な発想は現実社 […]

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2024年6月9日 / 最終更新日時 : 2024年6月9日 okihon-ya 本の紹介

ウクライナとベトナムの戦争 大江健三郎著『沖縄ノート』②

 1972年の本土復帰を控えた沖縄に、戦後日本の矛盾が凝縮されていたといえるだろう。著者はこの時期の沖縄について盛んに思考を巡らし、本土は何を背負わせてきたか鋭くえぐり出そうとした。今注目すべき論点の一つは、米軍のベトナ […]

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2024年5月31日 / 最終更新日時 : 2024年5月31日 okihon-ya 本の紹介

贈与がはらむ危険性 荒谷大輔著『贈与経済2.0』②

 貨幣と商品やサービスを交換することによって関係を断ち切る資本主義とは異なり、贈与経済では贈与を通じて関係を生み出したり深めたりする。しかし、贈与が相手を縛り付け上下関係を固定化する危険性をはらむことも指摘する。具体的に […]

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2024年5月18日 / 最終更新日時 : 2024年5月18日 okihon-ya 本の紹介

繰り返さる問い 日本人とは何か 大江健三郎著『沖縄ノート』①

 本書「Ⅰ日本が沖縄に属する」では、繰り返し「日本人とはなにか、このような日本人ではないところの日本人へと自分をかえることはできないか」という問いが繰り返される。著者が本土復帰前の1960年代に沖縄を訪れた体験から、頭に […]

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2024年5月11日 / 最終更新日時 : 2024年5月11日 okihon-ya 本の紹介

狼の自由は羊にとっての死 荒谷大輔『贈与経済2.0』①

 本書では新しい社会のあり方として贈与経済を取り入れることを提唱するが、その前に近代社会のたどった道を俯瞰している。資本主義社会では、基本的に必要な物資を貨幣で交換して生活する。その貨幣を獲得するための仕事は分業制を採用 […]

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