2020年4月25日 / 最終更新日時 : 2020年4月25日 okihon-ya 本の紹介 旅に出て虚飾をそぎ落とせ! 新型コロナウイルスの影響で家に籠っていると、よく旅をしていた20代から30代にかけての頃を思い出す。旅をしないと干からびそうだった。押し出されるように国内のあちこちや海外に出かけた。今考えれば、何かの熱にうなされていた […] 共有:TwitterFacebook
2020年4月18日 / 最終更新日時 : 2020年4月18日 okihon-ya 本の紹介 日本万歳時代の「反復帰論」 鹿野政直著『沖縄の戦後思想を考える』(岩波書店 2018年)で触れる沖縄の戦後思想で注目したいのは、「反復帰論」である。米軍統治下にあった沖縄が、本土に復帰する道筋が見える中、このまま日本の一部に戻ることに疑問を投げか […] 共有:TwitterFacebook
2020年4月17日 / 最終更新日時 : 2020年4月17日 okihon-ya 本の紹介 死を選んだ沖縄の若き魂 10代から20代にかけて理想と現実の矛盾に悩み、あり余るエネルギーをどこに向けてよいか分からず悶々と過ごす。だが、年をとるにつれて悩みは薄れ、心の平穏を保ち毎日を送れる。それは矛盾が解決したからではない。「理想ばかり振 […] 共有:TwitterFacebook
2020年4月15日 / 最終更新日時 : 2020年4月15日 okihon-ya 本の紹介 松岡哲平著『沖縄と核』 著者はNHKディレクターであり、2017年に同じタイトルで放映されたNHKスペシャルを書籍化している。沖縄の米軍基地に関してさまざまな著作が発刊されているが、核兵器に関するものは少ない。もともと軍事情報は軍のガードは堅 […] 共有:TwitterFacebook
2020年4月11日 / 最終更新日時 : 2020年4月11日 okihon-ya 沖縄の空気 コロナの時代に沖縄戦を学ぶ 疑心暗鬼。これが新型コロナウィルスの一番厄介なところだ。ウィルスの性質がよく分からない上、症状が表れないまま他人に感染させる可能性が結構ある。おまけに、この国の政府は今に始まったことではないが、情報を隠したり、ねじ曲げ […] 共有:TwitterFacebook
2020年4月3日 / 最終更新日時 : 2020年4月3日 okihon-ya 沖縄の空気 トックリキワタのワタ 那覇市新都心公園のトックリキワタが、名前の由来となっているワタをつけ始めた。トックリキワタは南米原産の木であり、ブラジルに移住した同郷者のもとを訪れた沖縄県民が持ち帰ったといわれ、今では沖縄の代表的な街路樹の一つになっ […] 共有:TwitterFacebook
2020年3月29日 / 最終更新日時 : 2020年3月29日 okihon-ya 本の紹介 『エレクトラ 中上健次の生涯』 これを書かなければ生きていけない。「魂の渇望」を原動力に小説を書いた作家がかつて存在し、そのような作家が現在、どれだけいるか。『エレクトラ 中上健次の生涯』(高山文彦著 文藝春秋)を読んで感じるところである。もちろん、 […] 共有:TwitterFacebook
2020年3月21日 / 最終更新日時 : 2020年3月21日 okihon-ya 沖縄の空気 異様に早いデイゴの開花 3月21日午前、那覇市の新都心に近い公園で、デイゴが花をつけているのに気づいた。燃えるような赤色で、サヤエンドウのような形の花びらが開く姿は、枝から炎が噴き出ているようにもみえる。何日も前から花は開いていたのだろう、す […] 共有:TwitterFacebook
2020年3月16日 / 最終更新日時 : 2020年4月25日 okihon-ya 本の紹介 鹿野政直著『沖縄の淵』 今「日本人とは何か」を本気で考える機会は少ない気がする。日本人であるがゆえに肩身が狭い思いをすることはなく、悩むこともないからだ。むしろ、「日本人万歳!」の空気が充満するメディアさえ時折見かける。日本人であることが特権 […] 共有:TwitterFacebook
2020年3月11日 / 最終更新日時 : 2020年3月11日 okihon-ya 沖縄の空気 ユンヂチと墓のコマーシャル 最近テレビではお墓のコマーシャルが頻繁に流れ、さかんに「今年はユンジチ」と訴える。ユンジチとは旧暦の閏(うるう)月を指す。新暦と旧暦のずれを調整するために何年か(33カ月らしい)に1度、同じ月が2回繰り返される。本来は […] 共有:TwitterFacebook