2024年6月14日 / 最終更新日時 : 2024年6月14日 okihon-ya 時の話題 沖縄では激変する気候の兆候か 今日(6月14日)午前中もスマホの警報音が鳴りだした。腹の底をこね回すような金属的な音だ。ちょっと前は、北朝鮮の弾道ミサイルに関連して夜明け前に経験した。ここ数日間は大雨に関する警報音が頻発する。一昨日(6月12日)は […] 共有:TwitterFacebook
2024年6月12日 / 最終更新日時 : 2024年6月12日 okihon-ya 時の話題 沖縄のど根性草 今朝(6月12日)、那覇市の新都心公園を散歩していると、小石で固めたような東屋の床部分に雑草が生えているのに気づいた。小石と小石の間で草が伸びるのは時々目にするが、写真を撮った草は、小さな筒状の上で成長し、簡単に倒れそ […] 共有:TwitterFacebook
2024年6月9日 / 最終更新日時 : 2024年6月9日 okihon-ya 本の紹介 ウクライナとベトナムの戦争 大江健三郎著『沖縄ノート』② 1972年の本土復帰を控えた沖縄に、戦後日本の矛盾が凝縮されていたといえるだろう。著者はこの時期の沖縄について盛んに思考を巡らし、本土は何を背負わせてきたか鋭くえぐり出そうとした。今注目すべき論点の一つは、米軍のベトナ […] 共有:TwitterFacebook
2024年5月31日 / 最終更新日時 : 2024年5月31日 okihon-ya 本の紹介 贈与がはらむ危険性 荒谷大輔著『贈与経済2.0』② 貨幣と商品やサービスを交換することによって関係を断ち切る資本主義とは異なり、贈与経済では贈与を通じて関係を生み出したり深めたりする。しかし、贈与が相手を縛り付け上下関係を固定化する危険性をはらむことも指摘する。具体的に […] 共有:TwitterFacebook
2024年5月26日 / 最終更新日時 : 2024年5月26日 okihon-ya 時の話題 激しい雨が目立つ沖縄の梅雨 今年の梅雨入りは例年より11日遅かった(5月21日)が、初日と2日は一日を通して激しい雨が降り続いた。その後はまる1日雨ではなかったものの、側溝からは水が溢れ中景や遠景がかすむほどの豪雨の時間帯が連日訪れた。今日(26 […] 共有:TwitterFacebook
2024年5月18日 / 最終更新日時 : 2024年5月18日 okihon-ya 本の紹介 繰り返さる問い 日本人とは何か 大江健三郎著『沖縄ノート』① 本書「Ⅰ日本が沖縄に属する」では、繰り返し「日本人とはなにか、このような日本人ではないところの日本人へと自分をかえることはできないか」という問いが繰り返される。著者が本土復帰前の1960年代に沖縄を訪れた体験から、頭に […] 共有:TwitterFacebook
2024年5月15日 / 最終更新日時 : 2024年5月15日 okihon-ya 基地 復帰記念日に思い起こしたいこと 今日(5月15日)は沖縄が本土に復帰した記念日。今年は72回目と節目でないせいもあり、全国ニュースではほとんど取り上げられていないようだ。しかし、沖縄の本土復帰にあたっては米国追従のさまざまな疑惑があり、現在の日米関係 […] 共有:TwitterFacebook
2024年5月11日 / 最終更新日時 : 2024年5月11日 okihon-ya 本の紹介 狼の自由は羊にとっての死 荒谷大輔『贈与経済2.0』① 本書では新しい社会のあり方として贈与経済を取り入れることを提唱するが、その前に近代社会のたどった道を俯瞰している。資本主義社会では、基本的に必要な物資を貨幣で交換して生活する。その貨幣を獲得するための仕事は分業制を採用 […] 共有:TwitterFacebook
2024年5月5日 / 最終更新日時 : 2024年5月5日 okihon-ya 本の紹介 現代の病巣を凝縮 凪良ゆう著『流浪の月』 今の時代はさまざまな社会的な問題が渦巻くが、育った時代や関心を持つ分野によって語りにくいものが少なくない。性的虐待、ドメスティック・バイオレンス、ネットによる人権侵害、親の育児放棄、小児性愛など、本書で語られるテーマが […] 共有:TwitterFacebook
2024年4月28日 / 最終更新日時 : 2024年4月28日 okihon-ya 本の紹介 贈与は資本主義社会を救えるか? 近内悠太著『世界は贈与でできている』④ 本書を読んでいて一番どきりとしたのが、資本主義の思想と「自由」の相性がいいと指摘したところだ。なぜならば、自分が若き日に最も価値を見出したのは「自由」だったからだ。確かに地縁や血縁からかけ離れ、自分の努力と才能で生きた […] 共有:TwitterFacebook