2023年11月12日 / 最終更新日時 : 2023年11月12日 okihon-ya 時の話題 クリスマスと沖縄の祈り 朝夕涼しくなったと感じていたが、ここ二、三日は少し寒く感じるようになった。ショッピングセンターではハロウィーンの飾りつけは、いつの間にかクリスマスの飾りつけに変わっていた。恵方巻、バレンタインデー、ホワイトデーなど新し […] 共有:TwitterFacebook
2023年11月5日 / 最終更新日時 : 2023年11月5日 okihon-ya 時の話題 王朝行列に見る琉球と中国と日本 那覇市の国際通りで5日、4年ぶりとなる琉球王朝絵巻行列が繰り広げられたが、日本、琉球、中国の衣装の違いを感じた(忠実に衣装が再現されていると仮定して)。琉球の役人たちはぱっと見ると日本の着物のような衣装だが、決定的に違 […] 共有:TwitterFacebook
2023年11月4日 / 最終更新日時 : 2023年11月4日 okihon-ya 未分類 学歴主義と能力主義が招く分断の時代 マイケル・サンデルル/鬼澤忍訳 『実力も運のうち 能力主学歴義は正義か?』① 「運も実力のうち」はよく聞くが、その反対「実力も運のうち」とはウケを狙った「逆張り」と思う人がいるかもしれない。しかし、本書を読み始めれば、奇をてらった言い回しでないことがすぐに分かる。 そもそも、実力や能力とは何か […] 共有:TwitterFacebook
2023年10月28日 / 最終更新日時 : 2023年10月28日 okihon-ya 本の紹介 感情を極力抑えた筆致に感じる別世界 サン=テグジュペリ『夜間飛行』 沖縄に関連した書籍やイマドキの流行り本を手にとることが多いが、たまに毛色の違う本にも当たってみたくなる時がある。なんとなく本屋で見つけて手にとったのが本書である。著者には「星の王子様」のイメージがあった。 ロマンティ […] 共有:TwitterFacebook
2023年10月21日 / 最終更新日時 : 2023年10月21日 okihon-ya 本の紹介 何が青年を死へと駆り立てるか 『中屋幸吉遺稿集 名前よ立って歩け』 エネルギーと可能性に溢れた10代の方が、今より「死」を意識することが多かった。可能性に溢れるということは何物でもないことであり、不安と拠りどころのなさが体に充満していた。しかも、純粋さや論理的な整合性を何よりも気にして […] 共有:TwitterFacebook
2023年10月16日 / 最終更新日時 : 2023年10月16日 okihon-ya 本の紹介 沖縄的やさしさの危機 大田昌秀著『沖縄人とは何か』 本書は、著者が1970年代前半にハワイの沖縄人(系)を対象に実施した意識調査をもとに、アイデンティティーに関する考えをまとめたもの。出版された1980年は、沖縄がまだ本土復帰してまもなく、さまざまな面から「沖縄(人)と […] 共有:TwitterFacebook
2023年10月14日 / 最終更新日時 : 2023年10月14日 okihon-ya 本の紹介 沖縄の食に込めた思いと手間をさらりと 池澤夏樹・文/垂見健吾・写真『神々の食』 著者はあとがきで「沖縄は格別にうまいものが獲れるところだというつもりはなかった」と語る。まったく同感である。テレビ番組や雑誌記事で観光地を紹介する場合、グルメに触れないわけにはいかない。視聴者や読者の期待値を上げないと […] 共有:TwitterFacebook
2023年10月11日 / 最終更新日時 : 2023年10月11日 okihon-ya 時の話題 王国の成り立ちとの関連は? 「琉球と倭寇のもの語り」 沖縄県立博物館で開催されている企画展「琉球と倭寇のもの語り」(11月19日まで)を見てきた。タイトルから、琉球と倭寇がどのように交錯したかというテーマに注目したが、展示の説明文を読むかぎり、琉球と倭寇の間にあまり接点が […] 共有:TwitterFacebook
2023年10月8日 / 最終更新日時 : 2023年10月8日 okihon-ya 時の話題 久しぶりに見る旗頭の風景 4年ぶりに通常開催となった那覇大綱挽。10月8日午前11時半過ぎから、国際通りで旗頭行列が始まったが、各地域の旗頭が並ぶ風景を久しぶりに見ると、戦いムードを盛り上げるのにふさわしいことを改めて感じた。近代戦になる以前の […] 共有:TwitterFacebook
2023年9月30日 / 最終更新日時 : 2023年9月30日 okihon-ya 本の紹介 長く険しい沖縄「自立」への道 仲村清司・宮台真司著『これが沖縄の生きる道』 米軍基地反対の声をあげても、なかなか幅広い共感を得にくい時代。基地反対派も容認派も無関心派も、表面的には意見も考え方も生き方も相いれないように見えても、「なぜ、そう考えるか」をどんどん掘り下げていけば、共有できる感覚や […] 共有:TwitterFacebook