2025年2月1日 / 最終更新日時 : 2025年2月1日 okihon-ya 時の話題 中国の春節と沖縄の旧暦文化 中国の春節に伴い民族大移動が始まったことはテレビのニュースなどでよく取り上げられている。旧暦の正月であり、中国人の生活に今も旧暦文化が根付く(1月29日に旧正月)証といえよう。日本は明治維新とともにあっという間に、生活 […] 共有:TwitterFacebook
2025年1月26日 / 最終更新日時 : 2025年1月26日 okihon-ya 本の紹介 行動で観念を打ち破る 三島由紀夫著『金閣寺』③ 情報化社会の現代では、ネットで集めた情報で観念の世界を築きその中に籠る危険性をはらんでいる。本書の主人公はネット社会とは異なるものの、吃音を引き金として劣等感の積み重ねで観念の精緻な世界を組み立て孤独の世界にどっぷりひ […] 共有:TwitterFacebook
2025年1月19日 / 最終更新日時 : 2025年1月19日 okihon-ya 時の話題 たわわなトックリキワタの実 那覇市新都心公園のトックリキワタが実をつけている。アボカドの実を縦に少し長くしたような形。国内では自然に実っている姿を見ることがほとんどなく、人目をひく。通りかかった母親と小さな女の子はもの珍しそうに眺め、女の子は実の […] 共有:TwitterFacebook
2025年1月19日 / 最終更新日時 : 2025年1月19日 okihon-ya 時の話題 緋寒桜が早くも開花 那覇市緑ヶ丘公園で緋寒桜が咲き始めた。緋寒桜はいったん冷え込まないと咲かないというが、今月前半に気温が下がった後、ここのところ少し暖かくなったおかげだろうか。地元新聞によれば、本島北部の八重岳ではだいぶ花をつけ「花まつ […] 共有:TwitterFacebook
2025年1月19日 / 最終更新日時 : 2025年1月26日 okihon-ya 本の紹介 自己の肯定と否定の危険な関係 三島由紀夫著『金閣寺』② 友人や家族との安易な慣れあいがよいとはいえまい。肉体的な劣等感や生い立ちのせいもあり、心に高い壁を設け孤独に籠る。独特の感性と思考を研ぎ澄ませ、内側に精緻な理論と美的世界を組み立てる。自分は決して他人に理解されない。そ […] 共有:TwitterFacebook
2025年1月12日 / 最終更新日時 : 2025年1月12日 okihon-ya 本の紹介 圧倒的な暴力と無慈悲 梁石日著『血と骨(上・下)』① 最近は主人公が読者の共感を呼ぶ小説が多いように思えるが、本書の主人公は出だし部分を読む限り、それとは対極にある。しかも心理描写はほとんどない。ひたすら暴力的であり、自分の欲望のままに行動し爆発的に破壊の限りを尽くす。相 […] 共有:TwitterFacebook
2025年1月12日 / 最終更新日時 : 2025年1月12日 okihon-ya 時の話題 深作欣二監督を思い出す 今日1月12日は深作欣二監督の命日である。亡くなる2年前、映画「バトル・ロワイアル」のプロモーションのために米国・ロサンゼルスを訪れた時、お話を聞いたことを思い出した。写真のサイン入りTシャツはその時に監督からいただい […] 共有:TwitterFacebook
2025年1月4日 / 最終更新日時 : 2025年1月4日 okihon-ya 本の紹介 生活に身近な沖縄のシーサー 荒勝俊著『日本狛犬大全』② 本書では全国に分布する狛犬の写真を掲載しているが、私のような素人が見ただけでは地域による違いはもちろん、沖縄のシーサーと県外の狛犬の間に形状の違いについて語ることは難しい。だが、それぞれを地元の人々がどう受け止め方の違 […] 共有:TwitterFacebook
2025年1月1日 / 最終更新日時 : 2025年1月1日 okihon-ya 時の話題 年々少なくなる年賀状の枚数 正月に届く年賀状の枚数が人づきあいの広さを物語る。そう感じた時期があったのも確か。自己満足といえば自己満足だが、葉書のように手にとれるものだから、人づきあいという目に見えないものを実感できる。だから、少しでも公私で付き […] 共有:TwitterFacebook
2024年12月29日 / 最終更新日時 : 2024年12月29日 okihon-ya 時の話題 年の瀬ムードも薄い那覇 年も押し詰まった28日夕方、那覇市の繁華街を歩いた。年始年末の休みがスタートしたおかげだろう、観光客らしき人たちで賑わっていたが、新年の到来を匂わせる風景はほとんどない。例外は正月飾りを販売する店が何軒か、それと門松を […] 共有:TwitterFacebook