2025年10月5日 / 最終更新日時 : 2025年10月5日 okihon-ya 時の話題 公園の遊具と沖縄 那覇市の公園を県外から訪れた人と歩いた時、彼が「沖縄の公園には遊具が多いですね」と言ったことが印象に残る。県外の公園を遊具に注意して見ることがなかったが、全国的には公園から遊具が消えているのかもしれない。遊具を使って子 […] 共有:TwitterFacebook
2025年9月28日 / 最終更新日時 : 2025年9月28日 okihon-ya 本の紹介 呪術で交錯する密教と芸術 「秘密荘厳」 『岡本太郎の宇宙4 日本の最深部へ』より⑤ 著者は旅を重ねるうちに「日本の最深部」への手応えを深める。東北文化論では、呪術が現れなければ本物の芸術ではないと語った。呪術を秘めた密教の本質を掴むことによって、日本人の心を […] 共有:TwitterFacebook
2025年9月22日 / 最終更新日時 : 2025年9月22日 okihon-ya 本の紹介 神秘の重みを肌感覚で捉える祭り 「火、水、海賊――熊野文化論」 『岡本太郎の宇宙4 日本の最深部へ』より④ 今でこそ熊野古道などで関心を集めるが、岡本太郎は早くから日本の神秘を象徴する存在として注目しこの地に乗り込む。奈良・平安朝の中央文化が花開いた地域に近い場所にありながら、深い […] 共有:TwitterFacebook
2025年9月18日 / 最終更新日時 : 2025年9月18日 okihon-ya 本の紹介 沖縄のグスクとは何か 仲松弥秀著『うるまの島の古層』① 県外の人にとってあまり馴染みのないため、理解してもらいにくいものが沖縄には多い。その一つが「グスク」だろう。「城」という漢字を当てはめ、首里城や勝連城、中城城などは、城壁に囲まれ軍事施設の様相を帯びることから、県外の城 […] 共有:TwitterFacebook
2025年9月14日 / 最終更新日時 : 2025年9月14日 okihon-ya 本の紹介 自由・解放の幻想に縛られた戦後 「花田植 農事のエロティシズム」 『岡本太郎の宇宙4 日本の最深部へ』より③ 計算と安定を求める農耕社会に居心地の悪さを覚えつつも、岡本太郎は稲作文化を無視しては日本人精神の実態には迫れないとして伝統的な田植え行事を訪れる。「花田植」と呼ばれ、実質的な […] 共有:TwitterFacebook
2025年9月10日 / 最終更新日時 : 2025年9月10日 okihon-ya 時の話題 手塚治虫の気迫はどこから? 沖縄県立博物館で開催されている「ブラック・ジャック展」を見た後に館内の売店で、展示する原稿を掲載したアートブックを購入した。「BLACK JACK」の黒文字以外は真っ白な非常にシンプルな装丁であるが、中を開くと少年チャ […] 共有:TwitterFacebook
2025年9月6日 / 最終更新日時 : 2025年9月6日 okihon-ya 本の紹介 東北の山岳信仰と沖縄の御嶽 「修験の夜――出羽三山」 『岡本太郎の宇宙4 日本の最深部へ』より② 日本人はどこに精神的エネルギーの源を持つのか。この答えを求めて東北の修験道の地を訪れる。ただ、山で実践される過酷な修行ではなく、特に目をひくもののない自然が醸し出す神聖な空気 […] 共有:TwitterFacebook
2025年8月31日 / 最終更新日時 : 2025年9月10日 okihon-ya 時の話題 ブラック・ジャックと沖縄 手塚治虫の「ブラック・ジャック」といえば、少年時代に最も印象に残った漫画の一つだった。沖縄県立美術館で作品展が開かれる機会に、改めて作品のストーリーを振り返ると、ブラック・ジャックと沖縄とのかかわりに気づいた。少年チャ […] 共有:TwitterFacebook
2025年8月25日 / 最終更新日時 : 2025年8月25日 okihon-ya 本の紹介 女性が醸し出す謎の呪力 「オシラの魂――東北文化論」 『岡本太郎の宇宙4 日本の最深部へ』より① あの世から愛しい人の呼び寄せるイタコ、女性や馬の顔をかたどった木の棒に何枚もの布を被せたオシラサマ、色とりどりの帽子や服、靴下などをまとった無数の地蔵、そしてここに押し寄せる […] 共有:TwitterFacebook
2025年8月18日 / 最終更新日時 : 2025年8月18日 okihon-ya 本の紹介 日本文化礼賛の時代に岡本太郎を読む 大阪万博が開催されているせいか、前回(1970年)の大阪万博でシンボル的な存在「太陽の塔」を制作した岡本太郎の名前をよく耳にするが、彼の著作を手に入れようとすると、結構手こずるかもしれない。最近よく巷で流れる「すごいぞ […] 共有:TwitterFacebook